EXHIBITIONS
池田衆「Traces of Travel」
Maki Fine Artsでは、池田衆の個展「Traces of Travel」を開催する。会期は2月5日〜3月6日。
池田は1979年広島県生まれ。2004年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻を卒業し、現在は東京都在住。写真を切り抜き、独自のかたちや空白を画面上につくり出す、あるいは切り抜いた要素をコラージュする手法を用い、絵画と写真のあいだを行き交う作品を発表している。
これまで自然や都市風景を主なモチーフとして、オリンピック前の都市開発が進む東京の姿をとらえた風景、または果物や花を配置した静物などを作品の題材としてきた。
本展での新作は、池田が実際に旅をした地で撮影した写真を用いて制作されたもの。ベルリンやパリ、ヘルシンキやロンドンなど、旅の記録として残された写真が、卓越したカッティング技術と重層的に施されたコラージュによって、まったく新しい光景へと生まれ変わる瞬間を見ることができる。清々しく、その研ぎ澄まされた画面からは、コロナ禍で失われた時間の感覚を取り戻すような、池田自身が作品に向き合った痕跡を感じられる。
池田は1979年広島県生まれ。2004年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻を卒業し、現在は東京都在住。写真を切り抜き、独自のかたちや空白を画面上につくり出す、あるいは切り抜いた要素をコラージュする手法を用い、絵画と写真のあいだを行き交う作品を発表している。
これまで自然や都市風景を主なモチーフとして、オリンピック前の都市開発が進む東京の姿をとらえた風景、または果物や花を配置した静物などを作品の題材としてきた。
本展での新作は、池田が実際に旅をした地で撮影した写真を用いて制作されたもの。ベルリンやパリ、ヘルシンキやロンドンなど、旅の記録として残された写真が、卓越したカッティング技術と重層的に施されたコラージュによって、まったく新しい光景へと生まれ変わる瞬間を見ることができる。清々しく、その研ぎ澄まされた画面からは、コロナ禍で失われた時間の感覚を取り戻すような、池田自身が作品に向き合った痕跡を感じられる。