EXHIBITIONS
DIEGO SOLO EXHIBITION “MY SOCIAL LADDER”
PARCELでは、アーティスト・DIEGOの個展「MY SOCIAL LADDER」を開催する。1月8日~2月27日まで。
DIEGOは、街で普段何気なく目にするモノをユーモラスに擬人化したキャラクターを抽象絵画として描くアーティスト。DIEGOのもたらす「脱臼したストリート表現」は、絵画や壁画というビジュアルアートから、また街中のグラフィティ、そしてコンセプチュアル・アートまで、少しずつ活動の幅を広げている。近年ではSIDE COREの一員として展覧会の企画や作品発表に努め、また自身が主催する壁画プログラムにおいても世界各地のアーティストたちの壁画制作のディレクションを行っている。
本展は、ストリートの鋭利な視点から社会を眼差し、カラフルで大胆な画風で日本のストリートアートを牽引するDIEGOの、PARCELでの初個展となる。
今回発表する新シリーズでは、脚立や木材など建築資材を思わせる構造物が複雑に絡み合う様子が描かれており、工事現場のように建築や都市構造の建造/解体の両義性が表現されている。このようなモチーフの設定の背景には、ストリートのアーティストたちは街のなかで死角となっている場所を好むことから、たびたび資材置き場や建築現場が表現の舞台となることが背景にある。また絵画作品以外にも資材置き場を模したインスタレーションや、無人の工事現場にDIEGOが介入するパフォーマンスを記録した映像作品が展示される。
DIEGOにとってグラフィティとは一過性のムーブメントではなくそのような共同体の単位であり、価値観やライフスタイルを定義する精神の核だと言う。だからこそその作品では、コンセプトやテーマ、モチーフやスタイル、マテリアルやテクニック、あらゆる表現の部分にグラフィティの価値観が反映されており、アートの意味をグラフィティの価値観から再構築している。
一見ポップな見えるDIEGOの作風だが、アートとストリートカルチャーの共鳴/反発する断面を可視化することを通じ、国家と共同体、法律と個別の価値観、経済と文化、マジョリティとマイノリティなど、都市を構成する多様な価値観の摩擦を表象している。
DIEGOは、街で普段何気なく目にするモノをユーモラスに擬人化したキャラクターを抽象絵画として描くアーティスト。DIEGOのもたらす「脱臼したストリート表現」は、絵画や壁画というビジュアルアートから、また街中のグラフィティ、そしてコンセプチュアル・アートまで、少しずつ活動の幅を広げている。近年ではSIDE COREの一員として展覧会の企画や作品発表に努め、また自身が主催する壁画プログラムにおいても世界各地のアーティストたちの壁画制作のディレクションを行っている。
本展は、ストリートの鋭利な視点から社会を眼差し、カラフルで大胆な画風で日本のストリートアートを牽引するDIEGOの、PARCELでの初個展となる。
今回発表する新シリーズでは、脚立や木材など建築資材を思わせる構造物が複雑に絡み合う様子が描かれており、工事現場のように建築や都市構造の建造/解体の両義性が表現されている。このようなモチーフの設定の背景には、ストリートのアーティストたちは街のなかで死角となっている場所を好むことから、たびたび資材置き場や建築現場が表現の舞台となることが背景にある。また絵画作品以外にも資材置き場を模したインスタレーションや、無人の工事現場にDIEGOが介入するパフォーマンスを記録した映像作品が展示される。
DIEGOにとってグラフィティとは一過性のムーブメントではなくそのような共同体の単位であり、価値観やライフスタイルを定義する精神の核だと言う。だからこそその作品では、コンセプトやテーマ、モチーフやスタイル、マテリアルやテクニック、あらゆる表現の部分にグラフィティの価値観が反映されており、アートの意味をグラフィティの価値観から再構築している。
一見ポップな見えるDIEGOの作風だが、アートとストリートカルチャーの共鳴/反発する断面を可視化することを通じ、国家と共同体、法律と個別の価値観、経済と文化、マジョリティとマイノリティなど、都市を構成する多様な価値観の摩擦を表象している。