EXHIBITIONS
戸谷成雄「視線体:散から連 連から積」
シュウゴアーツでは、戸谷成雄の個展「視線体:散から連 連から積」を開催する。会期は1月8日~2月12日。
一貫して「彫刻とはなにか」を追求し続けてきた日本を代表する彫刻家・戸谷成雄。2019年のシュウゴアーツ個展において、前室に展示された9つの塊からなる《視線体》と、後室の四方の壁一杯に拡散する《視線体−散》に続き、本展では、2021年春に制作された《視線体−連》(名古屋のケンジタキギャラリー個展で発表)と最新作《視線体−積》を披露する。
「視線体」と名付けられたこのシリーズは、「塊→散→連→積」と連続する、戸谷の彫刻的展開を提示する4部作からなる。個から集団群へと拡張し続け、あるいは群から個へと圧縮し続ける連続性をもった戸谷の曼荼羅的彫刻宇宙観は、活動初期の1970年代にすでに着想していた。その後、80年代後半の《森》そして《地霊》において結実した、この彫刻観の一貫性が、本展においてはっきりと示されるものになると言う。
なお本展と同時期に、市原湖畔美術館では展覧会「戸谷成雄 森―湖:再生と記憶」が開催中だ(~1月16日)。
一貫して「彫刻とはなにか」を追求し続けてきた日本を代表する彫刻家・戸谷成雄。2019年のシュウゴアーツ個展において、前室に展示された9つの塊からなる《視線体》と、後室の四方の壁一杯に拡散する《視線体−散》に続き、本展では、2021年春に制作された《視線体−連》(名古屋のケンジタキギャラリー個展で発表)と最新作《視線体−積》を披露する。
「視線体」と名付けられたこのシリーズは、「塊→散→連→積」と連続する、戸谷の彫刻的展開を提示する4部作からなる。個から集団群へと拡張し続け、あるいは群から個へと圧縮し続ける連続性をもった戸谷の曼荼羅的彫刻宇宙観は、活動初期の1970年代にすでに着想していた。その後、80年代後半の《森》そして《地霊》において結実した、この彫刻観の一貫性が、本展においてはっきりと示されるものになると言う。
なお本展と同時期に、市原湖畔美術館では展覧会「戸谷成雄 森―湖:再生と記憶」が開催中だ(~1月16日)。