EXHIBITIONS

清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズ Vol.96

藤森 哲 展 往日後来図

2021.12.14 - 2022.01.10

藤森哲 tableau2021-02(Kushan)※清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ準大賞作品

藤森哲 tableau2020-09(Kushan)

藤森哲 tableau2021-03(Kushan)

藤森哲 tableau2021-04(Kushan)

藤森哲 tableau2021-05(FLORENCE)

 清須市はるひ美術館では1999年の開館以来、新たな才能の発掘・育成を目指し、絵画(平面作品)の公募展を継続して開催してきた。「アーティストシリーズ」は、この公募展で高く評価された作家から厳選し、1名ずつ個展形式で取り上げる展覧会だ。

 今回は、2021年2月の審査を経て同年4~6月に行われた公募展「清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ」の受賞者のなかから、藤森哲、MITOS、福嶋さくらの3人を迎え、2021年12月〜2022年3月の展覧会シリーズを通して作家それぞれの個性を紹介する。

 最初に個展を開催するのは、清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ準大賞作家の藤森哲。1986年に神奈川県で生まれた藤森は、2011年に筑波大学人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻洋画領域を修了し、20年にはシェル美術賞展2020に入選した。個展や多数のグループ展で作品を発表し、仏像やロケットのイメージを画面上に再構築することで、「過去=未来」を織り交ぜた新たな絵画空間をつくろうと試みている。

「アーティストシリーズ」は、藤森の個展に続いて、MITOS展を2022年1月15日〜2月6日、福嶋さくら展を2022年2月11日〜3月6日の会期で開催する。