さとうたけし展「ローラーアートの世界...2021」

　ギャラリー上田は2021年の締めくくりとして、さとうたけしの新作展「『ローラーアートの世界...2021」を開催する。

　さとうは1977年宮城県生まれ。アメリカにて壁画技術を学び、多数の施設の装飾を行う。ペイントローラーのみで鮮やかに描く作品は国内外で評価されている。リズミカルかつエネルギーに満ちあふれたライブペインティングの人気も高い。主な展覧会・ライブペインティングに、韓国万博、日中国交40周年イベント、Nippon Culb NY、総務省入省式、東北宮城復興マラソンなどがある。

　さとうの作品は、筆とは異なる独特の線、そしてエネルギッシュなローラーの軌跡が、見る人に力を与えてきた。本展では、金箔に蛍光塗料が加わりさらに進化した人気シリーズ「Four Seasons」、優しい色遣いと風を感じさせる「Sakura」、ベースの銀箔とアクリル画材の組み合わせが艶やかな「ROSE」など25点を展示する。