さとうたけし展「ローラーアートの世界 2020」

　ペイントローラーを駆使し、絵画や壁画を描くアーティストのさとうたけしが、ギャラリー上田では2度目となる個展を開催する。

　さとうは1977年宮城県生まれ。アメリカでの修行後、テーマパークやレストランの壁画を多数制作。筆を一切使わずペイントローラーのみで鮮やかに描く、ダイナミックでスピード感溢れるライブペインティングが国際的に注目されている。2011年の東日本大震災を体験して以降、積極的にチャリティイベントにて寄付を募る活動も続けている。

　主なライブペインティングに、韓国万博、日中国交40周年イベント、Nippon Culb NY、総務省入省式、東北宮城復興マラソン、渋谷ヒカリエオープニングイベントなどがある。

　本展では、人気シリーズ「Four Seaons」と、文化の中心である銀座の再出発への思い込めた「GINZA」など約20点を展示。なお本展は、7月1日よりアート情報サイト「日本橋Art.jp」にてオンライン先行公開を予定している。