EXHIBITIONS

POP-UP SHOP

REMOTE WORKS @ 21_21 01:清水久和(S&O DESIGN)

ヨットの小物入れ・ゴムボートの石鹸入れ・ボートのトレイ

アイスクリームスプーン

オリーブのリーゼントチョコレート

バンビチェア・バンビテーブル

鏡の髪型

 プロダクトデザイナー・清水久和(S&O DESIGN)による「REMOTE WORKS @ 21_21」が、 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催される。

「REMOTE WORKS @ 21_21」は、21_21 DESIGN SIGHTと、デザインやアートなど多分野でディレクションを手がける「method」が2020年まで続けた「POP-UP SHOP」をさらに進化させた新企画。会期中にギャラリーを参加企業/デザイナーのリモートオフィス兼ショップへと変貌させる。

 第1弾は、プロダクトデザイナーの清水久和(S&O DESIGN)を迎え、代表作の「鏡の髪型」シリーズや「オリーブのリーゼントチョコレート」をはじめ、新作の「額装された鏡の髪型」、北海道旭川の家具メーカーいさみやの「トーファニチャー」シリーズ、初めて地元企業とコラボレーションした日本ベネックスの「スツール&テーブル」などを展示・販売する。

 清水は1964年生まれ。S&O DESIGN株式会社代表取締役。キヤノンのデジタルカメラ「IXY Digital」のチーフデザイナーとしてプロダクトブランディングを牽引し、これまでドイツiF賞やグッドデザイン賞を多数受賞している。2012年に「S&O DESIGN」を設立。新たな3Dデザイン手法「コンティニュアス・デザイン」の実践・教育の取り組みや、日常の取るに足らないものにスポットライトを当てるデザインリサーチ「愛のバッドデザイン」、瀬戸内国際芸術祭への参加など多彩な活動が注目されている。

 今秋開催された長崎県美術館での個展「清水久和のデザイン」に続く本イベントは、一堂に会した清水の作品を見るだけでなく、デザイナー本人との対話も楽しむ絶好の機会となる。