EXHIBITIONS
佐貫絢郁「ここ5年」
恵比寿のPeopleで、京都在住の作家・佐貫絢郁(さぬき・あやか)の個展「ここ5年」が開催される。11月19日~12月5日まで。
佐貫は1993年静岡県生まれ。17年、京都造形芸術大学大学院修士課程表現専攻ペインティング領域日本画修了。関西を拠点に作家として活動する傍ら、書籍の装画をはじめ多くのアートワークを手がける。風景や肖像からそれら固有の要素を間引き、特定のパースペクティブを逸したイメージをつくり出す。平面を中心に、時に立体作品も制作。昨年度、ポーラ美術振興財団在外研修生に選出されタイ・バンコクへ滞在予定だ。
本展では、佐貫が長く続けて取り組んでいる作品のなかで、特徴的な太い線描を用いたドローイング・シリーズが並ぶ。
そのほか、自身の近視の視界によってもたらされた知恵や、コロナ禍が強いる徹底した衛生管理、テイクアウトだけの空寂しい店の看板といった、「ここ5年」のあいだの営為から着想した細やかな想像たちをもとに制作した小品や、タイ・バンコク滞在がコロナ禍によって延期となり、いつ終わるともしれない休止期間の最中に生まれたささやかな立体作品を紹介する。
佐貫は1993年静岡県生まれ。17年、京都造形芸術大学大学院修士課程表現専攻ペインティング領域日本画修了。関西を拠点に作家として活動する傍ら、書籍の装画をはじめ多くのアートワークを手がける。風景や肖像からそれら固有の要素を間引き、特定のパースペクティブを逸したイメージをつくり出す。平面を中心に、時に立体作品も制作。昨年度、ポーラ美術振興財団在外研修生に選出されタイ・バンコクへ滞在予定だ。
本展では、佐貫が長く続けて取り組んでいる作品のなかで、特徴的な太い線描を用いたドローイング・シリーズが並ぶ。
そのほか、自身の近視の視界によってもたらされた知恵や、コロナ禍が強いる徹底した衛生管理、テイクアウトだけの空寂しい店の看板といった、「ここ5年」のあいだの営為から着想した細やかな想像たちをもとに制作した小品や、タイ・バンコク滞在がコロナ禍によって延期となり、いつ終わるともしれない休止期間の最中に生まれたささやかな立体作品を紹介する。