EXHIBITIONS

平川恒太「絵解きの世界」

2021.10.09 - 12.11

平川恒太 まねぶ(「どこから来たか、どこへ行く」シリーズより) 2021

 平川恒太の個展「絵解きの世界」がun petit GARAGEで開催中。12月11日まで。

 平川は1987年高知県生まれ。2011年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業、13年に東京藝術大学絵画専攻修士課程を修了。これまで、森美術館(東京)で開催された「カタストロフと美術のちから展」(2018)や、さいたま国際芸術祭2020など様々な展覧会に参加してきた。現在は埼玉県に在住し、制作を行う。

 本展では、同時期にカスヤの森現代美術館の「Talk to the silence」展(~12月19日)で発表する戦争画をモチーフとした「Trinitite」シリーズに対して、戦後の藤田嗣治の仕事を彷彿とさせる動物や子供が描かれた「どこから来たか、どこへ行く」シリーズや、「森の茶会」シリーズの新作を発表する。

 展覧会タイトルの「絵解きの世界」は、平川が幼少期に寺で見て衝撃を受けた地獄絵などからの影響も感じられ、さらに、宗教絵画などの象徴性や図像学の要素を見ることができる。その絵解きの思考は、近年の平川のコンセプチャルな仕事へとつながっている。