EXHIBITIONS
加藤康司 個展「For Whom We Fight “B-Side”」
THE POOLでは、加藤康司の個展「For Whom We Fight “B-Side”」を開催する。会期は8月8日~21日。
加藤は1994年生まれ。2016年に弘益大学校(韓国)交換留学を経て、21年に東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻を修了した。映像、立体、絵画など多様なメディアを用いて、協働性や政治性に焦点を当てた作品を制作し、近年ではコラボレーションの手法を多く取り入れ、歴史化された権力構造からの逸脱、再解釈を試みる作品を手がけている。行き止まりスタジオ主宰。PARADISE AIRコーディネーター。
本展では、gallery G(広島、8月10日〜21日)との同時期開催で、共通のコンセプトで制作した別作群を発表する。2つの展覧会について、次のステイトメントを出している。
「広島というこの土地で、歴史と向き合い、あるいは距離をとりながら、繰り広げられる表現の葛藤の蓄積と対置したとき、自分自身の活動もまた「ある強い力を持つ何か」に近づいたり、離れたりを繰り返し、その構造全体を見ようとしてきたことに気づかされる。それは、自分がもしも力を持ってしまいそうになった時に、いかに批判し、いかに逃げ切れるかに関わってくる。過去の誰かの営為を機械的に繰り返さないための、予防線にもなるはずだから(加藤康司)」。
加藤は1994年生まれ。2016年に弘益大学校(韓国)交換留学を経て、21年に東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻を修了した。映像、立体、絵画など多様なメディアを用いて、協働性や政治性に焦点を当てた作品を制作し、近年ではコラボレーションの手法を多く取り入れ、歴史化された権力構造からの逸脱、再解釈を試みる作品を手がけている。行き止まりスタジオ主宰。PARADISE AIRコーディネーター。
本展では、gallery G(広島、8月10日〜21日)との同時期開催で、共通のコンセプトで制作した別作群を発表する。2つの展覧会について、次のステイトメントを出している。
「広島というこの土地で、歴史と向き合い、あるいは距離をとりながら、繰り広げられる表現の葛藤の蓄積と対置したとき、自分自身の活動もまた「ある強い力を持つ何か」に近づいたり、離れたりを繰り返し、その構造全体を見ようとしてきたことに気づかされる。それは、自分がもしも力を持ってしまいそうになった時に、いかに批判し、いかに逃げ切れるかに関わってくる。過去の誰かの営為を機械的に繰り返さないための、予防線にもなるはずだから(加藤康司)」。