EXHIBITIONS

こんな描きかたもあるの? 楽しいクレパス画展

2021.07.22 - 09.26

齋藤将 おきづかいなく 2021 笠間日動美術館蔵

小木曽誠 残雪(北海道・美瑛町) 2020 笠間日動美術館蔵

土井久幸 帰り道 2015 笠間日動美術館蔵

遠藤彰子 陽だまり 2011 笠間日動美術館蔵

笠井誠一 カラー 2006 笠間日動美術館蔵

 笠間日動美術館では「こんな描きかたもあるの? 楽しいクレパス画展」を開催。画家たちがクレパスで描いた個性的な作品を展示する。

 1925(大正14)年に日本初の洋画を描く画材として誕生したクレパス。子供用の画材としてのイメージが強いクレパスだが、工夫することで様々な描き方ができる。

 塗った画面を指や布で擦るぼかしや、複数の色の塗り重ねによるダイナミックな色彩表現、さらに画面をニードルなどで削るスクラッチ技法など、画家たちはこの身近な画材で様々な描法を試みた。

 本展では、奥谷博や絹谷幸二ら現代洋画壇を代表する画家たちをはじめ、展覧会のために制作された若手洋画家のクレパス画が集結。また梅原龍三郎や朝井閑右衛門らのパステル画をあわせて展示し、クレパスとパステルの特徴の違いも紹介する。

 出展作家は、浅岡咲子、天春永次、有吉宏明、五百住乙人、池口史子、石垣定哉、伊藤尚尋、稲垣考二、井上悟、今井信吾、入江観、上尚司、鵜飼義丈、遠藤彰子、大津英敏、大沼映夫、小木曽誠、奥谷博、織田廣喜、筧本生、笠井誠一、柏本龍太、鴨居玲、木津文哉、絹谷幸二、清田悠紀子、清原啓一、黒沢信男、小杉小二郎、齋正機、齋藤研、齋藤将、坂本和也、櫻井孝美、佐々木豊、佐藤泰生、佐藤みちる、芝田米三、島田鮎子、島田章三、高田明義、高塚省吾、田村能里子、歳嶋洋一朗、中根寛、中西良、中原未央、中山忠彦、仁戸田典子、橋本大輔、原太一、開光市、福本章、堀研、堀晃、本間佳子、町田結香、松井ヨシアキ、松樹路人、松本亮平、美浪恵利、森本草介、藪野健、山下充、山村博男、山本貞、山本文彦、吉川龍、渡邊榮一、渡辺香奈、ニコル・ボッテ、アンドレ・ブラジリエ。