EXHIBITIONS
佐藤未希 2010-2021
アーティスト・佐藤未希の個展「2010-2021」がYoshimi Artsで開催されている。
佐藤は1986年山形県生まれ。東北芸術工科⼤学美術科洋画コース卒業、同⼤学⼤学院芸術工学研究科修士課程修了後、同⼤学院博士課程修了。2014〜17年まで東北文化研究センター研究員を務め、現在は富山県を拠点に制作を行っている。
2010年代に佐藤は、世界にインターネットが普及し、自分が望むと望まなくても情報が洪水のように入り込んでくる時代に応答する作品を、主に「顔」をモチーフにして描いてきた。Yoshimi Artsでの直近の個展「沈黙の声」(2021)では、AIの出現によるこの先の社会を憂い、その応答として「人の倫理性」という言葉を用いて展覧会を語った。
これまでYoshimi Artsでは、初個展「Mountain Messenger」(2010)以来、「1 breath, 2 contact」(2011)、「STRUCTURE / COSMOS」(2013)、「出で入るもの」(2015)、「DIVER」(2016)、「この顔をみたことがあるか」(2019)、そして「沈黙の声」(2021)を通じて、「顔」への考察をさらに深めていく佐藤の作品を紹介してきた。
本展では、2010〜2021年の11年という、東日本大震災やパンデミックなど様々なことが起こった歳月のなか、新作個展を断続的に見るのとは違う、そのあいだの佐藤の作品の変遷の一端を見せる。
佐藤は1986年山形県生まれ。東北芸術工科⼤学美術科洋画コース卒業、同⼤学⼤学院芸術工学研究科修士課程修了後、同⼤学院博士課程修了。2014〜17年まで東北文化研究センター研究員を務め、現在は富山県を拠点に制作を行っている。
2010年代に佐藤は、世界にインターネットが普及し、自分が望むと望まなくても情報が洪水のように入り込んでくる時代に応答する作品を、主に「顔」をモチーフにして描いてきた。Yoshimi Artsでの直近の個展「沈黙の声」(2021)では、AIの出現によるこの先の社会を憂い、その応答として「人の倫理性」という言葉を用いて展覧会を語った。
これまでYoshimi Artsでは、初個展「Mountain Messenger」(2010)以来、「1 breath, 2 contact」(2011)、「STRUCTURE / COSMOS」(2013)、「出で入るもの」(2015)、「DIVER」(2016)、「この顔をみたことがあるか」(2019)、そして「沈黙の声」(2021)を通じて、「顔」への考察をさらに深めていく佐藤の作品を紹介してきた。
本展では、2010〜2021年の11年という、東日本大震災やパンデミックなど様々なことが起こった歳月のなか、新作個展を断続的に見るのとは違う、そのあいだの佐藤の作品の変遷の一端を見せる。