EXHIBITIONS

サントリー美術館 開館60周年記念展

ざわつく日本美術

2021.07.14 - 08.29

尾上菊五郎 一枚 明治8年(1875)頃 サントリー美術館蔵 全期間展示

色絵五艘船文独楽形鉢 有田 一口 江戸時代 18世紀 サントリー美術館蔵 重要文化財 全期間展示

伝 藤原信実 画/伝 後京極良経 書 佐竹本・三十六歌仙絵 源順 一幅 鎌倉時代 13世紀 サントリー美術館蔵 重要文化財 全期間展示

茶練緯地宝尽模様腰巻 一領 江戸時代 19世紀 サントリー美術館蔵 展示期間:7月14日~8月9日

小川破笠 貝尽蒔絵硯箱 一合 江戸時代 18世紀 サントリー美術館蔵 全期間展示

行円 笙 銘 小男鹿丸 一管 鎌倉時代 1215(建保3) サントリー美術館蔵 全期間展示

袋法師絵巻(部分) 一巻 江戸時代 17~18世紀 サントリー美術館蔵 全期間展示

 サントリー美術館が開館60周年を記念した企画展「ざわつく日本美術」を開催する。
 
 私たちが作品を鑑賞する時に感じる「心のざわめき」。本展では、言葉にならない感想を、作品をよく見るための大切なきっかけとしてとらえ、思わず「心がざわつく」ような展示方法や作品を通して、鑑賞者の「作品を見たい」という気持ちを高める。

 展示は、「うらうらする」「ちょきちょきする」「じろじろする」「ばらばらする」「はこはこする」「ざわざわする」の6つのキーワードをもとに構成。重要文化財のやきもの《色絵五艘船文独楽形鉢》や、明治時代初期につくられた役者石版画《尾上菊五郎》など、サントリー美術館所蔵の名品から珍品、秘宝までが一堂に会す。

 作品を「見る」という行為を意識して愉しみながら、日本美術のエッセンスを気軽に味わうことができる展覧会。