EXHIBITIONS
新宅加奈子 個展「layer」
新宅加奈子の個展「layer」が東京・馬喰町のアートギャラリーKKAG(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)で開催されている。7月17日まで。
新宅は全身に絵具をまとうパフォーマンスアーティスト。「生きていることを確認する行為」として絵具をまとい始め、その行為を繰り返すことで身体と感覚を拡張し自己からの脱却を図る。昨年の「ヨコハマトリエンナーレ2020『AFTERGLOW―光の破片をつかまえる』」でパフォーマンス《I’m still alive》を行うなど、その活動に注目が集まっている。
KKAGでの2年ぶりの個展では、セルフペインティングの写真作品の展示に加え、会場でパフォーマンスも実施(7月2日、3日に終了)。本展に寄せ、作家は次のようにコメントしている。
「全身に絵の具をまとう行為、それが体温で硬化したり、私の身体から剥がれ落ちる様子は、私が生きていることの可視化だと考えています。 これまでその行為をパフォーマンスとして何度も行い、その都度その姿をセルフポートレートとして私自身により撮影してきました。 今回の展示は、そうした私のこれまでの行為の積み重ねをいわば生の痕跡として提示したいと思いました(新宅加奈子)」。
新宅は全身に絵具をまとうパフォーマンスアーティスト。「生きていることを確認する行為」として絵具をまとい始め、その行為を繰り返すことで身体と感覚を拡張し自己からの脱却を図る。昨年の「ヨコハマトリエンナーレ2020『AFTERGLOW―光の破片をつかまえる』」でパフォーマンス《I’m still alive》を行うなど、その活動に注目が集まっている。
KKAGでの2年ぶりの個展では、セルフペインティングの写真作品の展示に加え、会場でパフォーマンスも実施(7月2日、3日に終了)。本展に寄せ、作家は次のようにコメントしている。
「全身に絵の具をまとう行為、それが体温で硬化したり、私の身体から剥がれ落ちる様子は、私が生きていることの可視化だと考えています。 これまでその行為をパフォーマンスとして何度も行い、その都度その姿をセルフポートレートとして私自身により撮影してきました。 今回の展示は、そうした私のこれまでの行為の積み重ねをいわば生の痕跡として提示したいと思いました(新宅加奈子)」。