EXHIBITIONS
森⼭安英「光ノ表⾯トシテノ銀⾊」展
反芸術の前衛グループ「集団蜘蛛」のメンバーとしても知られる画家・森⼭安英の個展「光ノ表⾯トシテノ銀⾊」が、銀座 蔦屋書店のイベントスペースGINZA ATRIUMで開催される。本展協力はGALLERY SOAP(北九州市⼩倉)。
1936年、⼋幡市(現・北九州市⼋幡東区)で⽣まれた森⼭。1960年代初頭から作品制作を始めると同時に、検便⽤のマッチ箱に汚物を⼊れ街頭で配る、福岡の交差点で性⾏為を⾏う、また菊畑茂久⾺の盗作版画を制作するなど、過激なパフォーマンスを⾏った。
同じ頃、先⾏する前衛美術グループ「九州派」の強い影響を受けながら、1968年に地元作家たちとともに「集団蜘蛛」を結成。まもなく3⼈のメンバーに少数精鋭化されると、既存の美術団体や権威、さらに同時代の前衛運動も標的に、あらゆる芸術表現を否定する過激なハプニングを繰り返した。
その後、1980年代からは銀⼀⾊の絵画作品の制作を開始。初期作品は、全⾯銀⾊のオールオーバーな抽象絵画で、絵具を流し込む技法が特徴であり、2000年以降は、豊富な⾊彩やかたちを持った絵画を制作している。
本展は、森⼭が15年の⻑い沈黙を経て、1987年の活動再開後に取り組んだ絵画作品から構成される展覧会。2018年に北九州市⽴美術館で開催された個展「森⼭安英 解体と再⽣」に続くものであり、⾸都圏での個展は1994年以来という貴重な機会となる。
1936年、⼋幡市(現・北九州市⼋幡東区)で⽣まれた森⼭。1960年代初頭から作品制作を始めると同時に、検便⽤のマッチ箱に汚物を⼊れ街頭で配る、福岡の交差点で性⾏為を⾏う、また菊畑茂久⾺の盗作版画を制作するなど、過激なパフォーマンスを⾏った。
同じ頃、先⾏する前衛美術グループ「九州派」の強い影響を受けながら、1968年に地元作家たちとともに「集団蜘蛛」を結成。まもなく3⼈のメンバーに少数精鋭化されると、既存の美術団体や権威、さらに同時代の前衛運動も標的に、あらゆる芸術表現を否定する過激なハプニングを繰り返した。
その後、1980年代からは銀⼀⾊の絵画作品の制作を開始。初期作品は、全⾯銀⾊のオールオーバーな抽象絵画で、絵具を流し込む技法が特徴であり、2000年以降は、豊富な⾊彩やかたちを持った絵画を制作している。
本展は、森⼭が15年の⻑い沈黙を経て、1987年の活動再開後に取り組んだ絵画作品から構成される展覧会。2018年に北九州市⽴美術館で開催された個展「森⼭安英 解体と再⽣」に続くものであり、⾸都圏での個展は1994年以来という貴重な機会となる。