アール・ブリュット ゼン＆ナウ 2021

「アール・ブリュット ゼン＆ナウ」の第1回「レターズ ゆいほどける文字たち」が東京都渋谷公園通りギャラリーで開催される。

「アール・ブリュット ゼン＆ナウ」は、国内外のアール・ブリュットの動向において、長く活躍を続ける作家と、近年発表の場を広げつつある作家を様々な角度から紹介する展覧会シリーズ。今回は、文字に魅了された作家たちを取り上げる。

　参加作家は、喜舎場盛也、佐久田祐一、ハラルト・シュトファース、新城千奈、富塚純光、西川匠、西山友浩、松本国三。8名の作品には、音や意味、かたちなどへの興味から始まる、それぞれの作家の文字への執着が映し出されており、例えば、気に入った文字の繰り返しや、記憶の中の情景や関心を寄せるものを表す説明であることもあれば、独自の書体による日記や壮大な自作の物語、あるいは愛しい人への手紙として現れることもある。

　本展では8名の作家がつくり出す、くり返し結んではほどける文字の世界へ案内する（本展は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初の会期［2021年2月13日～3月14日］を変更し、4月1日より開幕。最新情報や来場にあたっての注意事項は公式ウェブサイトを要確認）。

※東京都渋谷公園通りギャラリーは 6月1日より再開し、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、入館には予約制を導入。詳細・最新情報は公式ウェブサイトへ。