EXHIBITIONS
アイムヒア プロジェクト「同じ月を見た日」
ひきこもりの経験をもつ現代美術家・渡辺篤が主宰する「アイムヒア プロジェクト」の展覧会「同じ月を見た日」が開催される。
「同じ月を見た日」は2020年4月の緊急事態宣言の夜に始動した、「コロナ禍」「アフターコロナ」に対するアートプロジェクト。コロナ禍前後にも継続的に孤立している人々、コロナ禍で孤立する人々とともに、月の観察/撮影を続けてきた。
本展では「同じ月を見た日」に参加した、国内外のメンバーから集まった約1000枚の月の写真による作品や大型インスタレーションを発表。また遠く離れた場所にいる人々が、会場の明かりをスマートリモコンのシステムを用いて灯すなどの、ここにいない他者を想起する作品も展示される。
企画者の渡辺篤は、東京藝術大学大学院修了後にひきこもりを経験し、現代美術家として社会復帰。自身の経験を起点に2018年、ひきこもりをはじめとする孤立当事者らとの共同企画「アイムヒア プロジェクト」をスタートさせ、様々な形式の取り組みを行ってきた。
本展ではさらに、コロナ禍での作品展示空間が抱える問題についても考え、会場は、渡辺が普段使用しているシェアスタジオの壁面を取り去ることで、人が密になる閉鎖性をなくす。また会場と隣接する国道16号線の対岸からの鑑賞も想定し、コロナ禍における新たな作品鑑賞方法を提案する。会期中の2月28日~3月5日に公開制作を予定。
「同じ月を見た日」は2020年4月の緊急事態宣言の夜に始動した、「コロナ禍」「アフターコロナ」に対するアートプロジェクト。コロナ禍前後にも継続的に孤立している人々、コロナ禍で孤立する人々とともに、月の観察/撮影を続けてきた。
本展では「同じ月を見た日」に参加した、国内外のメンバーから集まった約1000枚の月の写真による作品や大型インスタレーションを発表。また遠く離れた場所にいる人々が、会場の明かりをスマートリモコンのシステムを用いて灯すなどの、ここにいない他者を想起する作品も展示される。
企画者の渡辺篤は、東京藝術大学大学院修了後にひきこもりを経験し、現代美術家として社会復帰。自身の経験を起点に2018年、ひきこもりをはじめとする孤立当事者らとの共同企画「アイムヒア プロジェクト」をスタートさせ、様々な形式の取り組みを行ってきた。
本展ではさらに、コロナ禍での作品展示空間が抱える問題についても考え、会場は、渡辺が普段使用しているシェアスタジオの壁面を取り去ることで、人が密になる閉鎖性をなくす。また会場と隣接する国道16号線の対岸からの鑑賞も想定し、コロナ禍における新たな作品鑑賞方法を提案する。会期中の2月28日~3月5日に公開制作を予定。