EXHIBITIONS
まちへ出よう展
それは水の波紋から始まった
ワタリウム美術館が「まちへ出よう展 それは水の波紋から始まった」を開催。青山や原宿の街中に現代美術の作品を設置した「水の波紋95」展を呼び覚ます。
「水の波紋」とは、水面に落ちた一粒の水滴が波紋となりゆっくりと広がっていくように、街に設置したアート作品が多くの人たちの心に届くことを願ってつけられたタイトル。1995年、次々と画期的な展覧会を発信し注目を集めていたキュレーターのヤン・フート(1936〜2014)とワタリウム美術館の協力で行われた「水の波紋95」は、都市の街全体を会場とした、世界でも他に類を見ない挑戦だった。
1995年という年は、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件などが次々と起こり、東京が異様な緊張感に包まれ、展示は困難を極めていた。そのなかで決行された「水の波紋95」は、都市における行動の自由や場所のあり方、安全についても考えさせられる展覧会となった。
いま、私たちはコロナ禍に翻弄され、経済や政治、コミュニケーションや人の考え方までもが大きな変化を余儀なくされている。2021年の「まちへ出よう展」は、都市の屋外40ヶ所で展開した「水の波紋95」展を再び呼び覚まし、その源流となった作品をたどり、そして新たに現代のアーティストたちを迎える。
出展作家は、ロイデン・ラビノヴィッチ、フランツ・ウエスト、蔡國強、ホワン・ヨンピン、デイヴィッド・ハモンズ、ジェイソン・ローズ、フェデリコ・フージ、ミロスワフ・バウカ、宮島達男、松下徹、ソル・ルウィット、Chim↑Pom、キース・ヘリング、ヨーゼフ・ボイス、DIEGO、カールステン・ニコライ、ヴォルフガング・ライプ。
「まちへ出よう展」は、様々な方法や時代精神を作品に託し、それらすべてが融合し、次なる波紋へと広がっていくことを目指す。
なお2021年4月には、青山地区の屋外で行う国際展「水の波紋2021」の開催を予定している。同展には、JR、アピチャッポン・ウィーラセタクン+坂本龍一、ビル・ウッドロー、梅津庸一らが参加。
「水の波紋」とは、水面に落ちた一粒の水滴が波紋となりゆっくりと広がっていくように、街に設置したアート作品が多くの人たちの心に届くことを願ってつけられたタイトル。1995年、次々と画期的な展覧会を発信し注目を集めていたキュレーターのヤン・フート(1936〜2014)とワタリウム美術館の協力で行われた「水の波紋95」は、都市の街全体を会場とした、世界でも他に類を見ない挑戦だった。
1995年という年は、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件などが次々と起こり、東京が異様な緊張感に包まれ、展示は困難を極めていた。そのなかで決行された「水の波紋95」は、都市における行動の自由や場所のあり方、安全についても考えさせられる展覧会となった。
いま、私たちはコロナ禍に翻弄され、経済や政治、コミュニケーションや人の考え方までもが大きな変化を余儀なくされている。2021年の「まちへ出よう展」は、都市の屋外40ヶ所で展開した「水の波紋95」展を再び呼び覚まし、その源流となった作品をたどり、そして新たに現代のアーティストたちを迎える。
出展作家は、ロイデン・ラビノヴィッチ、フランツ・ウエスト、蔡國強、ホワン・ヨンピン、デイヴィッド・ハモンズ、ジェイソン・ローズ、フェデリコ・フージ、ミロスワフ・バウカ、宮島達男、松下徹、ソル・ルウィット、Chim↑Pom、キース・ヘリング、ヨーゼフ・ボイス、DIEGO、カールステン・ニコライ、ヴォルフガング・ライプ。
「まちへ出よう展」は、様々な方法や時代精神を作品に託し、それらすべてが融合し、次なる波紋へと広がっていくことを目指す。
なお2021年4月には、青山地区の屋外で行う国際展「水の波紋2021」の開催を予定している。同展には、JR、アピチャッポン・ウィーラセタクン+坂本龍一、ビル・ウッドロー、梅津庸一らが参加。