EXHIBITIONS
光岡幸一 個展「もしもといつも」
アーティスト・光岡幸一の個展「もしもといつも」が開催。本展は、FL田SHディレクター・吉田山の企画によるもの。
光岡は1990年愛知県生まれ。武蔵野美術大学建築学科を経て、2016年に東京藝術大学大学院油画科を修了。建築的な思考をベースに、「遊び」の要素を取り入れた絵画や写真、映像、立体など、様々な手法を用いて制作を行っている。
光岡の作品にひとつ《TAMA ART CENTER》は、2019年から進行中。多摩川の河川敷を歩き回って見つけた謎の村、そこに住まう人たちと丁寧にコミュニケーションを取るなかで、村が河川の拡幅工事で水に沈むことを知った光岡は、ひとりで「開発」することを決め、いまも活動を続けている。
本展で光岡は、コロナ禍でのオリンピック開催、東日本大震災から10年、都市開発、渋谷川のように暗渠化された水脈のスタディを柱に、「もしも」と「いつも」という言葉を選んだ。
ギャラリーには、「もしも」と「いつも」から見えてくる人間の営みや都市の機微に焦点を当てた新作シリーズである、写真プリントに泥でドローイングを施した平面作品を、床には泥や石や流木などでつくられたオブジェを配置。またギャラリーの地下に流れる渋谷川の水を室内に取り込み、ししおどしの要領で流れてくる水が写真作品やオブジェに変化を与え、さらに作家自身が手を加えることで、会期中に作品と空間が変化していく。
なお本展は、光岡が参加するグループ展「FLUSH-水に流せば-」(EUKARYOTE、2月19日〜3月14日)とも関連した個展となる。
光岡は1990年愛知県生まれ。武蔵野美術大学建築学科を経て、2016年に東京藝術大学大学院油画科を修了。建築的な思考をベースに、「遊び」の要素を取り入れた絵画や写真、映像、立体など、様々な手法を用いて制作を行っている。
光岡の作品にひとつ《TAMA ART CENTER》は、2019年から進行中。多摩川の河川敷を歩き回って見つけた謎の村、そこに住まう人たちと丁寧にコミュニケーションを取るなかで、村が河川の拡幅工事で水に沈むことを知った光岡は、ひとりで「開発」することを決め、いまも活動を続けている。
本展で光岡は、コロナ禍でのオリンピック開催、東日本大震災から10年、都市開発、渋谷川のように暗渠化された水脈のスタディを柱に、「もしも」と「いつも」という言葉を選んだ。
ギャラリーには、「もしも」と「いつも」から見えてくる人間の営みや都市の機微に焦点を当てた新作シリーズである、写真プリントに泥でドローイングを施した平面作品を、床には泥や石や流木などでつくられたオブジェを配置。またギャラリーの地下に流れる渋谷川の水を室内に取り込み、ししおどしの要領で流れてくる水が写真作品やオブジェに変化を与え、さらに作家自身が手を加えることで、会期中に作品と空間が変化していく。
なお本展は、光岡が参加するグループ展「FLUSH-水に流せば-」(EUKARYOTE、2月19日〜3月14日)とも関連した個展となる。