EXHIBITIONS

竹内紘三「- Edge -」

2021.01.20 - 02.13

竹内紘三 Modern Remains Reason’ w50-d40-h85cm 磁器、木材 2020

 兵庫県を拠点に活動するアーティスト・竹内紘三の個展「- Edge -」がhpgrp GALLERY TOKYOで開催されている。

 竹内は1977兵庫県加東市生まれ、2001年大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業。2003年に多治見市陶磁器意匠研究所を卒業後、国内外の展覧会に積極的に参加し、数多くの美術館やホテル、店舗にもコレクションされるなど、今後のさらなる活躍が期待されるアーティストのひとりだ。

 竹内の「ModernRemains(現代遺跡)」シリーズは、磁土でつくられた筒状のパーツを構造的に組み上げ焼成した後、ハンマーで部分的に破壊するという、荒々しくも繊細に削り出された断片から生まれる豊かな陰影が特徴。陶芸は通常「焼成」のプロセスにより最終的に作家の手を離れて完成するが、窯から出した後に「割る」という直接的な行為を加えることによって作家と作品との距離が近づき、その偶発性が作品のなかにノイズを生み出している。

 本展では、白磁のみで展開してきた「Modern Remain」シリーズより、近年竹内が挑戦している、金属、木材、漆などの異素材を取り入れた作品を紹介。竹内の作品が見せる素材の対比と豊かな質感を楽しみたい。

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