EXHIBITIONS

抵抗とレゾナンス

2021.01.16 - 01.30

小田蒼太 Coexisting with COVID-19 2021

澤田雅治 情報人間は日常の夢を見るのか 2021

末松実 鏡像の現実 2021

西眞田凪 re: junk 2021

山口駿 META-morphose 2021

吉永勝樹 典礼言語 2021

平岡真生 胎内回帰できる装置 2021

 BnA Alter Museumは、特別企画展「楽観のテクニック」(〜1月30日)最後の関連イベント「抵抗とレゾナンス」を開催。同展出展作家で、京都精華大学特任講師を務めるやんツーのゼミ生、小田蒼太、澤田雅治、末松実、西眞田凪、山口駿、吉永勝樹、平岡真生の7名を迎える。

 やんツーは、環境活動家グレタ・トゥーンベリのスピーチより「How dare you!(よくもこんなことを!)」の言葉を取り上げ、「本展で展示される京都精華大学の主に4年生による卒業制作作品は、同時開催の『楽観のテクニック』がテーマのうえで設定した態度とは真逆であり、彼らの制作における姿勢はグレタ・トゥーンベリのそれと共鳴する。彼らは、それぞれが見出した問題を1年をかけて切実に眼差し続け、独自の方法を模索し、磨きをかけ、かたちにした。大人たちの楽観への誘いには乗らない、決して乗れない、作家たちの誠実な思いから紡がれた作品をぜひご鑑賞ください」とコメントしている。

 特別企画展「楽観のテクニック」は「いかにして未来を肯定し、楽観して生きていけるだろうか?」という問いから出発し、アート作品、そして展覧会とその内外にあるシステムを通して、鑑賞者を楽観へと誘う試み。平山昌尚、やんツー、澤田華、木村翔馬、ペフの5組参加している。