EXHIBITIONS

ポーラ ミュージアム アネックス展2021

-主体と客体-

伊佐治雄悟 bowl 2015

石川洋樹 Arrhythmia 2019

谷本めい Ay 【Ceramic drawings #1】  2020

脇田常司  庭 2020

「ポーラ ミュージアム アネックス展」は、公益財団法人ポーラ美術振興財団が35歳以下のアーティストを対象に実施する、在外研修の助成を受けたアーティストたちの作品を展示する展覧会。研修を終えた作家たちのさらなる活発な創作活動を奨励しようとするもので、毎年、ポーラ ミュージアム アネックスで開催されてきた。

 今回も昨年に引き続いて、ポーラ美術館館長・木島俊介の監修のもと、前期・後期に分けて合計8名の作家を紹介する。

 前期のテーマ「主体と客体」。プラスチックの容器やホッチキスの針、カッターの刃などの日用品を使って立体作品を手がける伊佐治雄悟、現代社会における個と社会の関係性をテーマに制作を行う石川洋樹、貝や海をモチーフに、ドローイングや大理石を素材とした立体作品を制作する谷本めい、時間や光のあいだにある関係をとらえるように、ポートレイトの写真シリーズを撮る脇田常司の4人が参加する。

 なお後期の展示は、2021年3月18日〜4月18日に開催予定。