EXHIBITIONS
岡田翔キュレーション「error CS0246」
小松浩子、篠田優、金村修
岡田翔のキュレーション展「error CS0246」がAlt_Mediumで開催。本展は写真家の小松浩子、篠田優、金村修を迎え、3つの連続個展で構成される。
岡田は1989年栃木県生まれ、2015年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。主な展覧会企画に、金村修「Copyright Liberation Front」(The White、東京、2020)、キム・ハケン、佐久間磨 / Rondade「imshow」(kanzan gallery、東京、2020)など。展覧会企画・キュレーションと並行して、出版レーベル「paper company」を立ち上げ、作品集や図録の制作・販売も行う。
本企画は、3つの個展を通して、アフターコロナにおける美術の展覧会のあり方をとらえ直す試みとなる。
写真において見過ごされてきた「物質性」を表現媒体に制作してきた小松浩子の個展は、基本的に展示空間への入室を禁じ、展示場所の窓から作品を鑑賞する発表形式で開催。窓から、出展作品である積み重なったロール紙が時間の経過とともに歪み、かたちを変えていく変化を見せ、「展示」と「保存・保護」といった矛盾した関係性を俯瞰する。
篠田優は現在、壕や取り壊される美術館などをモチーフに、ものに蓄積された記憶や記録の痕跡を撮影。今回の展示は過去作(2013〜2016)で構成し、自己批判もいとわない姿勢で、矛盾をはらみながら変化を遂げる社会に向けて自身をアップデートする。
これまで東京の街をソリッドに撮影し、コロナウイルスが流行してからは、都市の余白を浮かび上がらせる金村修。今年、廃墟化した空港を訪れ撮影した写真と、過去に収めた郊外写真を会場で組み合わせた展示によって、都市の変容を見据えたポスト・パンデミックの芸術を思索する。
会期は、「Vol.1 - 小松浩子個展『自己中毒啓発』」(1月7日〜19日)、「Vol.2 - 篠田優個展『ひとりでいるときのあなたを見てみたい』」(1月28日〜2月9日)、「Vol.3 - 金村修個展『Lead-palsy Terminal』」(2月11日〜23日)。
岡田は1989年栃木県生まれ、2015年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。主な展覧会企画に、金村修「Copyright Liberation Front」(The White、東京、2020)、キム・ハケン、佐久間磨 / Rondade「imshow」(kanzan gallery、東京、2020)など。展覧会企画・キュレーションと並行して、出版レーベル「paper company」を立ち上げ、作品集や図録の制作・販売も行う。
本企画は、3つの個展を通して、アフターコロナにおける美術の展覧会のあり方をとらえ直す試みとなる。
写真において見過ごされてきた「物質性」を表現媒体に制作してきた小松浩子の個展は、基本的に展示空間への入室を禁じ、展示場所の窓から作品を鑑賞する発表形式で開催。窓から、出展作品である積み重なったロール紙が時間の経過とともに歪み、かたちを変えていく変化を見せ、「展示」と「保存・保護」といった矛盾した関係性を俯瞰する。
篠田優は現在、壕や取り壊される美術館などをモチーフに、ものに蓄積された記憶や記録の痕跡を撮影。今回の展示は過去作(2013〜2016)で構成し、自己批判もいとわない姿勢で、矛盾をはらみながら変化を遂げる社会に向けて自身をアップデートする。
これまで東京の街をソリッドに撮影し、コロナウイルスが流行してからは、都市の余白を浮かび上がらせる金村修。今年、廃墟化した空港を訪れ撮影した写真と、過去に収めた郊外写真を会場で組み合わせた展示によって、都市の変容を見据えたポスト・パンデミックの芸術を思索する。
会期は、「Vol.1 - 小松浩子個展『自己中毒啓発』」(1月7日〜19日)、「Vol.2 - 篠田優個展『ひとりでいるときのあなたを見てみたい』」(1月28日〜2月9日)、「Vol.3 - 金村修個展『Lead-palsy Terminal』」(2月11日〜23日)。