EXHIBITIONS
山内祥太「第二のテクスチュア(感触)」
アーティスト・山内祥太の個展「第二のテクスチュア(感触)」が開催される。代々木駅東口に新しくオープンするスペース「TOH」のこけら落としとなる本展は、FL田SHディレクター・吉田山が企画。
山内は1992年生まれ。2014年に金沢美術工芸大学彫刻科を卒業。16年に東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻を修了し、現在は神奈川県を拠点に活動。VRや3DCGなどの映像技術と自身の身体イメージ、粘土彫刻を組み合わせることで制作を行ってきた。近年の作品《ロキ黄昏》のように、自身の存在を作品の物語内部に登場させることで、物語の外部である私たちの時代との新たな関係性を見出している。
本展では、マンガ家・諸星大二郎の「カオカオ様が通る」から影響を受けて書き起こされた、顔にまつわる短編物語を中心としたインスタレーションを発表。人間の皮膚、そして都市の風景を現代のテクスチュア(感触)としてとらえ、山内が近年注力する身体の彫刻化への探求と、テキストに潜む映像性について考察を深める。2020年の世界的感染症によってマスクの常時着用が当たり前になった状況に対し、山内の物語は、新たなる第二の日常を創造するものとなるだろう。
また本展には、グラファイト(黒鉛)を用いた繊細な作品を中心に発表するアーティストのARIKAが、コラボレーターとして参加。会期初日は、不定期なパフォーマンスも予定している。
山内は1992年生まれ。2014年に金沢美術工芸大学彫刻科を卒業。16年に東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻を修了し、現在は神奈川県を拠点に活動。VRや3DCGなどの映像技術と自身の身体イメージ、粘土彫刻を組み合わせることで制作を行ってきた。近年の作品《ロキ黄昏》のように、自身の存在を作品の物語内部に登場させることで、物語の外部である私たちの時代との新たな関係性を見出している。
本展では、マンガ家・諸星大二郎の「カオカオ様が通る」から影響を受けて書き起こされた、顔にまつわる短編物語を中心としたインスタレーションを発表。人間の皮膚、そして都市の風景を現代のテクスチュア(感触)としてとらえ、山内が近年注力する身体の彫刻化への探求と、テキストに潜む映像性について考察を深める。2020年の世界的感染症によってマスクの常時着用が当たり前になった状況に対し、山内の物語は、新たなる第二の日常を創造するものとなるだろう。
また本展には、グラファイト(黒鉛)を用いた繊細な作品を中心に発表するアーティストのARIKAが、コラボレーターとして参加。会期初日は、不定期なパフォーマンスも予定している。