EXHIBITIONS
時代への視線
マルティーヌ・フランク展
写真家、マルティーヌ・フランクの展覧会「時代への視線 マルティーヌ・フランク」が何必館・京都現代美術館で開催されている。
マルティーヌ・フランク(1938~2012)はベルギー出身。アメリカ、フランス、スペインで教育を受け、パリでジョン・ミリに師事。1965年よりフリーランスの写真家として活動をスタートし、83年に、世界を代表する写真家たちで構成されたグループ「マグナム・フォト」の正会員となった。
はやくから国際感覚を備えていたマルティーヌの関心は、社会問題である「老い」や、アイルランドのトーリー島など多岐に及んだ。取材で興味をもった場所へは何度も足を運び、人々と真摯な態度で向き合った。ファインダー越しに切り取られたイメージは、マルティーヌの優しいまなざしを、同時に人々の叫びをも映し出し、時代への視線を感じさせる。
「マグナム・フォト」の創始者アンリ・カルティエ=ブレッソンの夫人としても知られるマルティーヌ。2003年にカルティエ=ブレッソンを設立し、写真家の発表の場の支援にも努めるなど、生前、写真界に大きく貢献した。
本展では、何必館コレクションのなかから厳選した、マルティーヌのサイン入りオリジナルプリント約60点を、「子供達」「ポートレイト」「アイルランド」「ブレッソンと仲間たち」の4つのテーマで展覧する。
マルティーヌ・フランク(1938~2012)はベルギー出身。アメリカ、フランス、スペインで教育を受け、パリでジョン・ミリに師事。1965年よりフリーランスの写真家として活動をスタートし、83年に、世界を代表する写真家たちで構成されたグループ「マグナム・フォト」の正会員となった。
はやくから国際感覚を備えていたマルティーヌの関心は、社会問題である「老い」や、アイルランドのトーリー島など多岐に及んだ。取材で興味をもった場所へは何度も足を運び、人々と真摯な態度で向き合った。ファインダー越しに切り取られたイメージは、マルティーヌの優しいまなざしを、同時に人々の叫びをも映し出し、時代への視線を感じさせる。
「マグナム・フォト」の創始者アンリ・カルティエ=ブレッソンの夫人としても知られるマルティーヌ。2003年にカルティエ=ブレッソンを設立し、写真家の発表の場の支援にも努めるなど、生前、写真界に大きく貢献した。
本展では、何必館コレクションのなかから厳選した、マルティーヌのサイン入りオリジナルプリント約60点を、「子供達」「ポートレイト」「アイルランド」「ブレッソンと仲間たち」の4つのテーマで展覧する。