EXHIBITIONS
二藤建人「catch the air」
重力、労働や生活をテーマに制作を行ってきたアーティスト・二藤建人の個展「catch the air」が名古屋のgallery Nで開催中。会期は11月29日まで。
二藤は1986年埼玉県生まれ、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業、東京藝術大学大学院彫刻専攻終了。自ら布雑巾となって世界各地の街を拭き上げながら、身をもって都市を知覚する《雑巾男》など、言語化し理解する過程で取りこぼしてしまう感情や感覚、現代において獲得しにくい「実感」を、自身の身体によって過剰なまでに体験することで追及し続けている。
近年の個展に、「ヘルニア」(gallery N 神田社宅、東京/gallery N、愛知、2018)、「たゞ吹き抜ける風」(Art Center Ongoing、東京、2017)、参加したグループ展に、「髙橋銑|二藤建人|宮原嵩広『In a Grove』」(LEESAYA、東京、2020)などがある。
以前から重力を可視化する彫刻作品《standpoint》や、空疎な空間を石膏によりキャスティング(鋳造)する彫刻作品《catch the air》を制作してきた二藤が、本展では、人間を包括する空間を捕まえる方法を全身で模索する。
会期中の11月28日には、アーティストの中野岳を迎えた作品上映会とアフタートークも予定している。
二藤は1986年埼玉県生まれ、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業、東京藝術大学大学院彫刻専攻終了。自ら布雑巾となって世界各地の街を拭き上げながら、身をもって都市を知覚する《雑巾男》など、言語化し理解する過程で取りこぼしてしまう感情や感覚、現代において獲得しにくい「実感」を、自身の身体によって過剰なまでに体験することで追及し続けている。
近年の個展に、「ヘルニア」(gallery N 神田社宅、東京/gallery N、愛知、2018)、「たゞ吹き抜ける風」(Art Center Ongoing、東京、2017)、参加したグループ展に、「髙橋銑|二藤建人|宮原嵩広『In a Grove』」(LEESAYA、東京、2020)などがある。
以前から重力を可視化する彫刻作品《standpoint》や、空疎な空間を石膏によりキャスティング(鋳造)する彫刻作品《catch the air》を制作してきた二藤が、本展では、人間を包括する空間を捕まえる方法を全身で模索する。
会期中の11月28日には、アーティストの中野岳を迎えた作品上映会とアフタートークも予定している。

