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ピカソ:コート・ダジュールの生活

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ヨックモックミュージアム 外観

 東京・南青山にヨックモックミュージアムがオープン。開館記念として、ピカソ研究者の松井裕美をゲスト・キュレーターに迎え、パブロ・ピカソのセラミック作品を中心とした展覧会「ピカソ:コート・ダジュールの生活」を開催している。

 20世紀美術を代表する巨匠、ピカソと陶芸の出会いは、1946年に南フランスの町・ヴァローリスを訪れたときのこと。陶芸家のラミエ夫妻に出会い、翌年の夏より本格的なセラミック制作に取り組み始めた。それまでは難解な作品で知られていたピカソは、南仏の暖かい空気を享受しながら、職人たちとの触れ合いを通して、優しく柔らかい風合いの焼き物を手がけるようになった。

 本展では、ピカソが戦後に情熱を燃やしたセラミック制作の舞台であるコート・ダジュールでの生活や、焼き物づくりの背景を紹介するとともに、ピカソの焼き物が日常生活にもたらそうとした革新と、作品に込めた平和への願いとを、時代の流れとの関係のなかで探る。

 またミュージアム2階の常設展示スペースでは、地下展示室とは対照的に、自然光のなかでセラミック作品を鑑賞し身近に感じられる空間を楽しむことができる。