EXHIBITIONS
Memories of Spring
It’s a living(Ricardo Gonzalez)
「It’s a living.」をシグネチャーとするアーティスト、リカルド・ゴンザレスの新作個展が開催されている。
ゴンザレスはニューヨークを拠点に活動。「It’s a living」を自身の哲学に、美しく、シンプルな書体で描く作品を制作し、巨大なスケールの壁画や世界規模のブランドのロゴ、広告、またストリートで見かけるステッカーまで様々なかたちで発表している。
祖父が1960年代に書いたカリグラフィーの美しさに魅せられて、自身もカリグラフィーを始めたゴンザレス。その過程でグラフィティ文化にも強く影響を受けながら、ニューヨークでタイポグラフィーを学んだ。「書」の要素が強いカリグラフィーと、画面全体のグラフィカルなクオリティに影響するタイポグラフィーのおもしろさを融合させることで確立されたリカルド独自のスタイルは、ストリートカルチャーの温度感を保ちながらも、優雅で洗練された表現を特徴としている。
メキシコで過ごした幼少期より日本のアニメに強く影響されて育ったリカルドは、日本に特別な思い入れがあるという。日本の美しさにもすぐに魅了され、「Memories of Spring」という本展のタイトルは、かつて春の日本を訪れた時の印象から名づけた。
本展では、ブルックリンのアトリエで日本に思いを馳せながら手がけた新作を展示。ゴンザレスが作品を介して伝える「It’s a living」の言葉は、目の前で様々な価値観が激しく変化していくこの時代に、多くの問いを投げかけてくる。
ゴンザレスはニューヨークを拠点に活動。「It’s a living」を自身の哲学に、美しく、シンプルな書体で描く作品を制作し、巨大なスケールの壁画や世界規模のブランドのロゴ、広告、またストリートで見かけるステッカーまで様々なかたちで発表している。
祖父が1960年代に書いたカリグラフィーの美しさに魅せられて、自身もカリグラフィーを始めたゴンザレス。その過程でグラフィティ文化にも強く影響を受けながら、ニューヨークでタイポグラフィーを学んだ。「書」の要素が強いカリグラフィーと、画面全体のグラフィカルなクオリティに影響するタイポグラフィーのおもしろさを融合させることで確立されたリカルド独自のスタイルは、ストリートカルチャーの温度感を保ちながらも、優雅で洗練された表現を特徴としている。
メキシコで過ごした幼少期より日本のアニメに強く影響されて育ったリカルドは、日本に特別な思い入れがあるという。日本の美しさにもすぐに魅了され、「Memories of Spring」という本展のタイトルは、かつて春の日本を訪れた時の印象から名づけた。
本展では、ブルックリンのアトリエで日本に思いを馳せながら手がけた新作を展示。ゴンザレスが作品を介して伝える「It’s a living」の言葉は、目の前で様々な価値観が激しく変化していくこの時代に、多くの問いを投げかけてくる。

