EXHIBITIONS

生命のリアリズム 珠玉の日本画

2020.10.10 - 11.15, 2020.11.17 - 12.20

丸木スマ 簪(かんざし) 1955 原爆の図丸木美術館蔵 

堀文子 廃墟 1948 秋田県立近代美術館蔵 前期展示

内田あぐり 残丘―あくがれ 2019 個人蔵 撮影=山本糾

尾竹竹坡 月の潤い・太陽の熱・星の冷たさ 1920 宮城県美術館蔵

片岡球子 幻想 1961 神奈川県立近代美術館蔵

朝倉摂 歓び 1943 神奈川県立近代美術館蔵

 神奈川県立近代美術館 葉山が、近・現代の日本画の変革者たちによる名品を一堂に集めた企画展「生命のリアリズム 珠玉の日本画」を開催。本展は、日本の近代化とともに変化し続けてきた近現代の日本画の画題や技法に着目し、戦中・戦後をつなぐ表現の展開をたどりながら、「生命のリアリズム」をテーマに多彩な作家と作品約60点を紹介する。

 1章では、同館のコレクションを中心に、「人」と「自然」のキーワードで画家たちの探求の軌跡を紹介。写実と抽象、自然に託して描かれた画家の心象など、時代を反映した表現に焦点を当てる。

 2章では、近年再評価の進む画家として、朝倉摂、荘司福、堀文子、柴田安子を取り上げ、戦中の女性や子供たちから戦後の労働者などへの画題の広がり、西洋絵画の吸収について紹介し、その先進性を問い直す。

 そして3章では、現代の日本画を代表するひとりとして、葉山在住の画家・内田あぐりの作品を、新作も含め特集展示する。

 出品作家は、朝倉摂、麻田鷹司、伊東深水、岩橋英遠、上村松園、上村松篁、牛田雞村、内田あぐり、小倉遊亀、尾竹竹坡、小茂田青樹、片岡球子、加藤栄三、鏑木清方、加山又造、川端龍子、工藤甲人、小山大月、近藤弘明、柴田安子、荘司貴和子、荘司福、千住博、髙山辰雄、玉村方久斗、中島千波、中村岳陵、中村正義、速水御舟、福田豊四郎、堀文子、前田青邨、丸木位里、丸木スマ、三上誠、三谷十糸子、安田靫彦、山川秀峰、山口蓬春、山本直彰、横山操、吉岡堅二、四方田草炎(五十音順)。