EXHIBITIONS
赤松麟作展 《夜汽車》から始まる画業
赤松麟作(あかまつ・りんさく、1878〜1953)は、岡山県津山市生まれの画家。大阪で山内愚僊(やまのうち・ぐせん)に油絵を学んだ後に上京した赤松は、開設されたばかりの東京美術学校西洋画科を卒業し、第6回白馬会展(1901)に出品した《夜汽車》(東京藝術大学蔵)で白馬会賞を受賞して高い評価を受けた。
1904年に大阪朝日新聞社の挿絵記者として入社。その後、08年に梅田で赤松洋画塾を開いて西洋画界の指導者として尽力した。
本展は赤松の画業を、初期から晩年までの代表作を取り上げる展覧会。風景画、女性像、そして花と鳥を描く絵画を画題別に紹介する。
また師・山内愚僊と黒田清輝、赤松が模写したピエール=オーギュスト・ルノワールとカミーユ・コローの作品を比較し、構図や筆致に関連が見られる日本画を視野に入れる。
1904年に大阪朝日新聞社の挿絵記者として入社。その後、08年に梅田で赤松洋画塾を開いて西洋画界の指導者として尽力した。
本展は赤松の画業を、初期から晩年までの代表作を取り上げる展覧会。風景画、女性像、そして花と鳥を描く絵画を画題別に紹介する。
また師・山内愚僊と黒田清輝、赤松が模写したピエール=オーギュスト・ルノワールとカミーユ・コローの作品を比較し、構図や筆致に関連が見られる日本画を視野に入れる。