EXHIBITIONS
開館60周年記念特別展
瑞獣伝来-空想動物でめぐる東アジア三千年の旅
古来、東アジアでは吉祥をもたらすとされる空想の動物「瑞獣(ずいじゅう)」を重要なモチーフとして、様々な美術工芸に用いてきた。
瑞獣の淵源は、約3000年前の古代中国の青銅器紋様にまで遡る。それらはやがて海を渡って日本に伝来し、例えば、古都・京都の朱雀門にその名を残す四神に代表されるように、現在の私たちの生活にも深く根づいてる。また同時に、空想動物は様々な美術作品のなかに表され、吉祥の寓意によって作品にふれる人々を嘉するとともに、多くの芸術家たちに影響を与えてきた。
身近なようでじつは多くの謎に包まれている瑞獣たち。本展では、数ある瑞獣のなかでも「龍」「鳳凰」「虎」に焦点を当て、それらを表した選りすぐりの美術作品・考古資料を展示。その謎と変遷の歴史を追って古代中国から近代日本まで、東アジア3000年の旅へと案内する。
瑞獣の淵源は、約3000年前の古代中国の青銅器紋様にまで遡る。それらはやがて海を渡って日本に伝来し、例えば、古都・京都の朱雀門にその名を残す四神に代表されるように、現在の私たちの生活にも深く根づいてる。また同時に、空想動物は様々な美術作品のなかに表され、吉祥の寓意によって作品にふれる人々を嘉するとともに、多くの芸術家たちに影響を与えてきた。
身近なようでじつは多くの謎に包まれている瑞獣たち。本展では、数ある瑞獣のなかでも「龍」「鳳凰」「虎」に焦点を当て、それらを表した選りすぐりの美術作品・考古資料を展示。その謎と変遷の歴史を追って古代中国から近代日本まで、東アジア3000年の旅へと案内する。