EXHIBITIONS
小西紀行
群れの記憶
小西紀行は1980年広島県生まれ。
これまで幼少期の自身を含めた家族、あるいは、ごく少数の身近な人々のスナップ写真を基に、群像形式の人物画に繰り返し取り組んできた。
それら登場人物たちは、揺れ動き定まらない身体をとらえるかのように、大きくうねるような自由な筆致と、鮮やかで深い色彩で描かれ、その身体や目鼻立ちは記号的かつ多角度的で、人種・年齢・性別などの個性を示す要素は全て剥ぎ取られている。
本展では、「群れ」や「家族」をキーワードに、人間どうしの関係性を考察する新作約10点を展示する。
これまで幼少期の自身を含めた家族、あるいは、ごく少数の身近な人々のスナップ写真を基に、群像形式の人物画に繰り返し取り組んできた。
それら登場人物たちは、揺れ動き定まらない身体をとらえるかのように、大きくうねるような自由な筆致と、鮮やかで深い色彩で描かれ、その身体や目鼻立ちは記号的かつ多角度的で、人種・年齢・性別などの個性を示す要素は全て剥ぎ取られている。
本展では、「群れ」や「家族」をキーワードに、人間どうしの関係性を考察する新作約10点を展示する。