EXHIBITIONS
第23回文化庁メディア芸術祭受賞作品展
メディア芸術のフェスティバル「文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が今年も開催。第23回となる今回は、世界107の国と地域、3566点に及ぶ応募作品から選出された受賞作品が一挙に集まる。
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供してきた本祭。これまでの4部門に加え、今年は、社会のなかに実装され、メディアテクノロジーのあり方や人々の行動様式などに新たな変化をもたらした作品に贈る「ソーシャル・インパクト賞」、18歳未満の作家による作品を対象とした「U-18賞」、そして、メディア芸術祭と連携する機関・団体において、設備・施設などの特性を活かした新しい企画展示案を公募し、優秀な作品に対して贈られる「フェスティバル・プラットフォーム賞」を新設した。
アート部門では、アダム・W・ブラウン(アメリカ)が、肉眼では見えない微生物が人間の歴史と信念体系に与える影響に着目したメディア・インスタレーション《[ir]reverent: Miracles on Demand》で大賞を受賞。新設となるソーシャル・インパクト賞には、ローレン・リー・マッカーシー(アメリカ)による《SOMEONE》が選ばれ、鑑賞者がAIアシスタントとなって一般家庭に介入する作品が、将来における人間の労働の役割についての考えを促す。
なおエンターテインメント部門大賞は、佐藤雅彦/佐藤匡/石川将也/貝塚智子の4名による映像作品《Shadows as Athletes》、アニメーション部門大賞には、渡辺歩の監督作品『海獣の子供』が受賞。マンガ部門大賞は島田虎之介の『ロボ・サピエンス前史』、そして初となる「フェスティバル・プラットフォーム賞」には、YouYouYou(日本)によるVRを使った映像インスタレーション《球小説》と、Tiff RANDOL/CEN Kelon/Thor FREUDENTHA/YEN Shih-Lie(米国/中国/ドイツ、米国/台湾)が手がけたミュージックビデオ『Starman』が選ばれた。
また今年の受賞作品展では、オンラインにて展示を楽しめるコンテンツも用意。会場を360度VRカメラで撮影し、特設ウェブサイトにてメディア芸術祭の世界観を紹介するほか、受賞者を迎えたトークイベントの配信も予定している。
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供してきた本祭。これまでの4部門に加え、今年は、社会のなかに実装され、メディアテクノロジーのあり方や人々の行動様式などに新たな変化をもたらした作品に贈る「ソーシャル・インパクト賞」、18歳未満の作家による作品を対象とした「U-18賞」、そして、メディア芸術祭と連携する機関・団体において、設備・施設などの特性を活かした新しい企画展示案を公募し、優秀な作品に対して贈られる「フェスティバル・プラットフォーム賞」を新設した。
アート部門では、アダム・W・ブラウン(アメリカ)が、肉眼では見えない微生物が人間の歴史と信念体系に与える影響に着目したメディア・インスタレーション《[ir]reverent: Miracles on Demand》で大賞を受賞。新設となるソーシャル・インパクト賞には、ローレン・リー・マッカーシー(アメリカ)による《SOMEONE》が選ばれ、鑑賞者がAIアシスタントとなって一般家庭に介入する作品が、将来における人間の労働の役割についての考えを促す。
なおエンターテインメント部門大賞は、佐藤雅彦/佐藤匡/石川将也/貝塚智子の4名による映像作品《Shadows as Athletes》、アニメーション部門大賞には、渡辺歩の監督作品『海獣の子供』が受賞。マンガ部門大賞は島田虎之介の『ロボ・サピエンス前史』、そして初となる「フェスティバル・プラットフォーム賞」には、YouYouYou(日本)によるVRを使った映像インスタレーション《球小説》と、Tiff RANDOL/CEN Kelon/Thor FREUDENTHA/YEN Shih-Lie(米国/中国/ドイツ、米国/台湾)が手がけたミュージックビデオ『Starman』が選ばれた。
また今年の受賞作品展では、オンラインにて展示を楽しめるコンテンツも用意。会場を360度VRカメラで撮影し、特設ウェブサイトにてメディア芸術祭の世界観を紹介するほか、受賞者を迎えたトークイベントの配信も予定している。