EXHIBITIONS

芦屋の時間 大コレクション展

2020.09.19 - 11.08

元永定正 作品 1962 芦屋市立美術博物館蔵

吉原治良 白地に黒い円 1967 芦屋市立美術博物館蔵

聴濤襄治(きくなみ・じょうじ) マックスウェルのこま 1970頃/1990 芦屋市立美術博物館蔵

田中敦子 作品 1954頃 芦屋市立美術博物館蔵 © Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association

長谷川三郎 芦屋浜風景 1923 芦屋市立美術博物館蔵

植木茂 トルソ 1980頃 芦屋市立美術博物館蔵

 2021年3月に開館30年目を迎える芦屋市立美術博物館は、30年という時間のなかで、優れた作品を数多く収蔵してきた。

 本展では、同館をかたちづくっているコレクションの全作家126名の作品群から、小説家・福永信が選んだ約180点の作品を展示し、芦屋ゆかりの美術の歴史と芦屋市立美術博物館が歩んできた時間をたどる。

 出展作家は、今井俊満、今井祝雄、瑛九、鴨居玲、清水九兵衛、小磯良平、小杉武久、田中敦子、津田青楓、戸谷成雄、中川佳宣、長谷川三郎、藤田嗣治、堀尾貞治、前川強、松谷武判、三島喜美代、村上三郎、元永定正、柳原義達、山崎つる子、吉田稔郎、吉原治良ほか多数。1991年の開館から約30年、作品を収蔵している全作家を一同に紹介するのは今回が初めての試みとなる。

 また前期(9月19日〜10月11日)・後期(10月13日〜11月8日)に分けて、各作家のキャプション解説の「掲示替え」を実施。コレクション作品の新鮮な見方を提案する。

 さらに会期中には、美術館の公式Twitterにて展示作品の解説を毎日投稿予定。