EXHIBITIONS

飛生芸術祭2020「僕らは同じ夢をみる−」

飛生アートコミュニティー
2020.09.07 - 09.13
 北海道・白老町の森と旧校舎を舞台にした芸術祭「飛生芸術祭」。「僕らは同じ夢をみる−」をテーマに、今年は38組の多領域のアーティストが参加する。

 飛生芸術祭は、白老町の廃校である旧飛生小学校を活用した共同アトリエ「飛生アートコミュニティー」をメイン会場として、町内地域の複数エリアにて開催。開催前に実施している「飛生の森づくりプロジェクト」といった様々なアートプロジェクトを通して、地域住⺠との交流の場をつくる。

 飛生アートコミュニティーでは、北海道を拠点に活動するアーティスト・冨田美穂の個展「牛の呼び声」や、奈良美智、淺井裕介らが参加する野外展示「飛生の森の展覧会」を展開。「飛生の森の小屋」では、アーティストインスクール事業を続けてきたアーティストの富士翔太朗が、子供たちと一緒に制作した映像作品を上映する。

 また飛生芸術祭の期間中、白老町内会場では、「シヌイェ アイヌ女性の入墨を巡る写真展」や散策ツアー「牛をめぐる冒険」、音楽朗読劇「白老夜話〜The Shiraoian Nights〜」、地域を題材にしたダンス公演「街の朝」など、複数の企画プロジェクトが行われる。

 参加者/アーティストは、冨田美穂、ほしのこどもたち、淺井裕介、奈良美智、羊屋白玉(指輪ホテル)/ 深澤孝史、アヨロラボラトリー、木木木人、中根唯、高橋正和、OrganWorks、シヌイェ アイヌ女性の入墨を巡るプロジェクト、マユンキキ、池田宏、シㇽキオ・プロジェクト、相川みつぐ、大西洋、森迫暁夫、昭和レディ、渡辺たけし、小林なるみ、清水郁太郎、国松希根太、トビウの森の美術部、 outwoods、杉原信幸、小助川裕康、富士翔太朗、石川大峰、富樫幹、下平雅也、内藤千尋、国松紗智子、奥山三彩、伴翼、永田まさゆき、瀧原祥、明後日朝顔プロジェクト飛生の38組。