現代美術の最前線─タグチ・アートコレクションより

　日本を代表する現代美術コレクターのひとり・田口弘が、世界各地から収集した500点超の作品群からなる 「タグチ・アートコレクション」。「"GLOBAL NEW ART"─世界を一望できるコレクション」として現在でもその拡張を続けている。

　本展では、タグチ・アートコレクションより、いま世界が注目し、日本でもこれから紹介が進むであろう新進作家たちの作品を、下関市立美術館の展示空間に合わせて選定し展示する。

　アンディ・ウォーホルやキース・へリング、また日本のポップ・アートの代表的アーティストのひとりである田名綱敬一、空山基ら、タグチ・アートコレクションのスタート地点でもある「ポップ・アート」と、世界の社会問題の焦点である差別やジェンダー、移民、貧困などのテーマに切り込む新しい表現を紹介する「世情と美術」や映像インスタレーションのコーナも。

　下関で世界のアート・シーンの最前線を体験することができる特別な展覧会。