EXHIBITIONS

美の旅 西洋絵画400年

-珠玉の東京富士美術館コレクション展-

2020.09.12 - 11.03

ピエール=オーギュスト・ルノワール 赤い服の女 ©︎ 東京富士美術館イメージアーカイブ/ DNPartcom

ティントレット 蒐集家の肖像 ©︎ 東京富士美術館イメージアーカイブ/ DNPartcom

ジャック=ルイ・ダヴィッドの工房 サン=ベルナール峠を越えるボナパルト ©︎ 東京富士美術館イメージアーカイブ/ DNPartcom

アントニー・ヴァン・ダイク ベッドフォード伯爵夫人アン・カーの肖像 ©︎ 東京富士美術館イメージアーカイブ/ DNPartcom

クロード・モネ 睡蓮 ©︎ 東京富士美術館イメージアーカイブ/ DNPartcom

 世界中の多様な美術作品のコレクションで知られ、約3万点の収蔵作品数を誇る東京富士美術館。そのなかでも、ルネサンス時代から現代に至る西洋絵画の流れを一望できる油彩画コレクションは、国内外から高い評価を受けている。

 本展では、東京富士美術館の名品のなかから厳選した82点を、16世紀から19世紀前半までの伝統的な絵画と、19世紀以降の近代絵画の2部構成で展覧。第1部では、ジャンルごとに作品が描かれた目的や背景、その成り立ちや役割なども紹介し、続く第2部では、過去の秩序や価値観を否定して新たな絵画の地平を切り開いた絵画を展示する。

 ティントレット、アントニー・ヴァン・ダイクなど16世紀から17世紀に活躍した巨匠たちに始まり、クロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ、マルク・シャガールといった近代の人気作家たちまで。ルネサンスから現代へ豊かな広がりを見せた西洋絵画の美の世界をめぐる。