SAIKO OTAKE EXHIBITION「GALAGALA」

　異次元なイメージを表現するアーティスト・大竹彩子による待望の大規模個展が、渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOで開催される。

　大竹は1988年生まれ。2016年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン卒業。複眼的なパースペクティブからなる独自の世界観を、ペインティング、ドローイング、コラージュ、写真と多彩な手法を組み合わせて展開し、コスミックで大胆な表現領域を切り開く。

　大反響を巻き起こした2019年の個展「COSMOS DISCO」（DIESEL ART GALLERY、東京）から1年後に開催される本展。代表的なペインティングとドローイング作品に加え、今回展示・販売される新作ZINEにまとめられた写真作品を初公開する。

　会場では、オリジナルTシャツなどのグッズも販売。新作オブジェのインスタレーションも見どころのひとつとなる。

「GALAは宇宙であり、GALAは祝祭である。無限の宇宙の美々しい断片に心掴まれるその瞬間、私の『好奇心』が触れた色、形、音、匂いが魂とともに踊り出す。突然の暗闇に放られた時、貴方の記憶の隙間にこっそり入り込んだGALAGALAの断片が、いつかぱちんと弾け、空っぽの気持ちを彩るよう祈りを込めて（大竹彩子）」。