EXHIBITIONS
五木田智央「MOO」
五木田智央がタカ・イシイギャラリー 東京での3年ぶりとなる個展を開催。本展では、国内では初めてカラーのペインティング作品を発表する。
五木田は1969年東京都生まれ。90年代後半に鉛筆、木炭やインクで紙に描いたドローイング作品で注目を集め、2000年に作品集『ランジェリー・レスリング』を出版。以降、木炭やインクで描いたドローイングや白黒のグワッシュで描いたペインティング作品などによって、多くの鑑賞者を魅了してきた。
海外においても高い評価を獲得しながら、つねに新たな領域に挑戦。近年はモノクロームの作品に加え、青色の単色で描いた作品やステンシルを用いた作品、コラージュや立体作品など、豊かな視覚言語によって多くの作品を生み出している。そして今年からカラーの作品を本格的に制作し、3月にイタリアで開催された個展が、カラー作品のみで構成された初めての展覧会となった。
本展では、カラーのアクリル絵具とパステルで制作した最新作のペインティングを展示。これまで、海外の古い雑誌や印刷物、写真などからインスピレーションを得てきた五木田が、自らの記憶にあるイメージやこれまで描いてきた経験の蓄積、あるいは偶発的に生まれたかたちなどから着想し、柔らかな色調と独自のカラーパレットを用いて多様な画題を描いた。
制作プロセスやマテリアルの変化によって、自由で軽やかな表現と豊かなテクスチャーを新たに備えた新作群は、同時に揺るぎなく作品の根底に存在する五木田の絵画の本質をいっそう際立たせ、見る者に印象強く語りかける(入場はアポイントメント制)。
本展の開催にあわせ、展覧会カタログを刊行予定。
五木田は1969年東京都生まれ。90年代後半に鉛筆、木炭やインクで紙に描いたドローイング作品で注目を集め、2000年に作品集『ランジェリー・レスリング』を出版。以降、木炭やインクで描いたドローイングや白黒のグワッシュで描いたペインティング作品などによって、多くの鑑賞者を魅了してきた。
海外においても高い評価を獲得しながら、つねに新たな領域に挑戦。近年はモノクロームの作品に加え、青色の単色で描いた作品やステンシルを用いた作品、コラージュや立体作品など、豊かな視覚言語によって多くの作品を生み出している。そして今年からカラーの作品を本格的に制作し、3月にイタリアで開催された個展が、カラー作品のみで構成された初めての展覧会となった。
本展では、カラーのアクリル絵具とパステルで制作した最新作のペインティングを展示。これまで、海外の古い雑誌や印刷物、写真などからインスピレーションを得てきた五木田が、自らの記憶にあるイメージやこれまで描いてきた経験の蓄積、あるいは偶発的に生まれたかたちなどから着想し、柔らかな色調と独自のカラーパレットを用いて多様な画題を描いた。
制作プロセスやマテリアルの変化によって、自由で軽やかな表現と豊かなテクスチャーを新たに備えた新作群は、同時に揺るぎなく作品の根底に存在する五木田の絵画の本質をいっそう際立たせ、見る者に印象強く語りかける(入場はアポイントメント制)。
本展の開催にあわせ、展覧会カタログを刊行予定。