EXHIBITIONS
雨足に沿って 舵をとる
学生の卒業後のキャリア形成支援を目的として、多摩美術大学が運営するアートスペース「アキバタマビ21」。展覧会やイベントの企画から広報物・アーカイヴ作成までをアーティスト自身が手がける自己プロデュースで、若手作家が新しい表現を発信する場として機能してきた。
本展「雨足に沿って 舵をとる」は、同大学の油画専攻卒業生を中心としたアーティストによる作品展示を行う。
参加作家は、自身の経験や感情をもとに、一見関連性のないモチーフを用いながらストーリーを予感させる絵画作品を描く大﨑土夢(とむ)、四角い枠内で生じる複数の関係性に注目し、外枠からのアプローチで絵との様々な距離について考える小山維子、枠や余白、窓といった「境界」を用いて、変化する景色や人間の記憶のつながりを描く千原真実、身の回りにある道具を素材として、分解し縫い合わせることで、本来の用途から脱却するような形態のシリーズなど、もののあり方について考察する堀田千尋、事物の間にある因果的、あるいは非合理的な関係性を、絵画の問題とともに再構成する松本菜々の5名。
本展「雨足に沿って 舵をとる」は、同大学の油画専攻卒業生を中心としたアーティストによる作品展示を行う。
参加作家は、自身の経験や感情をもとに、一見関連性のないモチーフを用いながらストーリーを予感させる絵画作品を描く大﨑土夢(とむ)、四角い枠内で生じる複数の関係性に注目し、外枠からのアプローチで絵との様々な距離について考える小山維子、枠や余白、窓といった「境界」を用いて、変化する景色や人間の記憶のつながりを描く千原真実、身の回りにある道具を素材として、分解し縫い合わせることで、本来の用途から脱却するような形態のシリーズなど、もののあり方について考察する堀田千尋、事物の間にある因果的、あるいは非合理的な関係性を、絵画の問題とともに再構成する松本菜々の5名。