EXHIBITIONS
コレクションにみる 拡がる現代アート 眼で聴き、耳で視る
BBプラザ美術館はコレクション展「コレクションにみる 拡がる現代アート 眼で聴き、耳で視る」を開催。洋画家・津高和一の作品など、個性あふれる視線と多彩な表現による現代美術のコレクションを公開する。
BBプラザ美術館は2009年の開館以来「暮らしの中にアートを」を標榜し、10年間にわたってコレクションを活かした内外の美術家や作品を紹介してきた。展覧会にあっても「人間性の回復」を理念として展開し、日本の現代美術をテーマとした企画展や作品収集を数多く行っている。
本展タイトルの「眼で聴き、耳で視る」は、洋画家・詩人の津高和一(1911〜1995)が1994年の講演会においてテーマとして使った言葉。津高は「眼で聴き、耳で視る」ことは、「およそ現実的には出来っこないことなのですが、(中略)それ以外のものを総動員して感受するというか、受け止めるというか、察知するというか、およそ美術はそんな類のものだと僕は思っています」(『現代芸術への誘い』、1999)と述べた。
本展では、近年寄贈された同館初公開の津高の作品をはじめ、開館年から現在に至るまで収蔵した作品など約100点を紹介。加えて、神戸わたくし美術館の協力を得て、現代美術家・堀尾貞治(1939〜2018)の震災画を特別出品する。
BBプラザ美術館は2009年の開館以来「暮らしの中にアートを」を標榜し、10年間にわたってコレクションを活かした内外の美術家や作品を紹介してきた。展覧会にあっても「人間性の回復」を理念として展開し、日本の現代美術をテーマとした企画展や作品収集を数多く行っている。
本展タイトルの「眼で聴き、耳で視る」は、洋画家・詩人の津高和一(1911〜1995)が1994年の講演会においてテーマとして使った言葉。津高は「眼で聴き、耳で視る」ことは、「およそ現実的には出来っこないことなのですが、(中略)それ以外のものを総動員して感受するというか、受け止めるというか、察知するというか、およそ美術はそんな類のものだと僕は思っています」(『現代芸術への誘い』、1999)と述べた。
本展では、近年寄贈された同館初公開の津高の作品をはじめ、開館年から現在に至るまで収蔵した作品など約100点を紹介。加えて、神戸わたくし美術館の協力を得て、現代美術家・堀尾貞治(1939〜2018)の震災画を特別出品する。