EXHIBITIONS

企画展「tupera tuperaのかおてん.」

2020.06.10 - 12.29

「 床田愉男」原画  © tupera tupera

かお制作中 © tupera tupera

会場風景

 PLAY! MUSEUMは「絵とことば」をテーマにした新しい美術館。絵本を中心に、マンガやアートまで本格的な展覧会を行う。 国内外の代表的な絵本作家の業績や創作の秘密に深く迫る「常設展」と、より体感的な空間構成を行う「企画展」を年2〜3回同時開催し、子供のための室内の遊び場「PLAY! PARK」も併設する。

 PLAY! MUSEUMのオープニングを飾る企画展では「tupera tuperaのかおてん.」(6月10日~12月29日)を開催。クリエイティブ・ユニットtupera tupera(ツペラ ツペラ)を迎え、たくさんの顔で遊ぶ新しい展覧会となる。

 tupera tuperaは、亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。著書に『かおノート』(コクヨ)、『やさいさん』(学研教育出版)、『いろいろバス』(大日本図書)、『うんこしりとり』(白泉社)ほか多数。NHK Eテレの工作番組『ノージーのひらめき工房』のアートディレクションを担当。2019年に第1回やなせたかし文化賞大賞を受賞するなど、これまでにも様々な絵本賞に輝く。

 ベストセラーの絵本『かおノート』をはじめ、tupera tuperaにとって「顔」はアイディアとユーモアの源泉。本展では、『かおノート』『こわめっこしましょ』など、「顔」をテーマにした人気絵本の原画をはじめ、映像作品《かおつくリズム》、また、謎の「床田愉男(ゆかだゆかお)」との顔遊び、また2メートルの大きな顔が並ぶ新作《かお10(テン)》など、平面・映像・立体と多様な表現の新作を展示する。

 来場者に配布される「かおシール」で変身し、作品の一部になるなど、来場者同士で楽しめる仕掛けも。併設のPLAY! SHOPやPLAY! CAFEでも、「顔」にちなんだオリジナルグッズやメニューを多数用意する。

※PLAY! MUSEUMは新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を実施。来館にあたってのガイドラインは公式ウェブサイトにて案内。