EXHIBITIONS

ストラスブール美術館展

ー印象派からモダンアートへの眺望ー

2020.04.11 - 06.14

クロード・モネ ひなげしの咲く麦畑 1890頃 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo © Musées de Strasbourg.

ポール・ゴーギャン ドラクロワのエスキースのある静物 1887頃 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg. Photo © Musées de Strasbourg.

 ストラスブールはドイツ国境にほど近い、フランス北東部アルザス地方の中心地。古くからヨーロッパの交通の要衝として栄え、歴史的、文化的にも重要な都市であり、10館にも及ぶ美術館、博物館が点在している。

 そのなかでもストラスブール近現代美術館は、印象派から現代美術までを網羅した1万8000点に及ぶ西洋美術のコレクションを所蔵し、フランス国内でも屈指の規模の美術館として知られている。

 本展では、同美術館の収蔵作品を中心に、印象派から20世紀のモダンアートにいたる近代美術の流れを展観。19世紀印象派を代表するクロード・モネやアルフレッド・シスレー、20世紀の巨匠パブロ・ピカソや抽象絵画の先駆者ワシリー・カンディンスキー、さらにはストラスブールゆかりの画家たちなど、厳選された約90点の名品を一堂に紹介する。