EXHIBITIONS

日々を象(かたど)る

松本陽子 私的光景 2005 神奈川県立近代美術館蔵

青山義雄 アトリエ 1925 神奈川県立近代美術館蔵

松本竣介 街にて 1938 神奈川県立近代美術館蔵

岸田劉生 初夏の麦畑と石垣 1920  神奈川県立近代美術館蔵

岡崎和郎 招福猫児 2006 神奈川県立近代美術館蔵 Photo by © Tadasu Yamamoto

木下翔逅 裔子 1963 神奈川県立近代美術館蔵

※神奈川県立近代美術館は新型コロナウイルス感染症の感染症拡散防止のため、2020年8月31日まで臨時休館。これに伴い、本展の開催を中止。詳細は公式ウェブサイトまで。

 神奈川県立近代美術館がコレクションによる展覧会「日々を象(かたど)る 」を開催。制作と(非)日常をめぐるいくつかの視点を立て、自然の息吹や日常とのつながりを感じさせる絵画や素描、立体作品を選りすぐって紹介する。

 私たちの生きる世界を満たす大気や風、大地と緑。つねに変化していく自然の姿を、美術家たちは色やかたちでとらえてきた。人をモチーフとした絵画や彫刻では、しばしば静止した「立像」や「座像」が表現され、また「歩く」姿とそれが一時停止した「たたずむ」姿のように、静けさとリズム感、写実性と非現実感を併せ持つ作品もある。

 本展では、何気ない日常の光景を見つめた作品から、描き、つくることで日々を重ねる作家たちと、積み重ねられた作品が発する力に着目。出品作家は、松本陽子、松本竣介、岸田劉生、岡崎和郎のほか、戦前のフランスでアンリ・マティスに師事した佐野繁次郎のドローイングを多数展示する。