EXHIBITIONS

令和2年度 春の所蔵品展

特集:カンヴァスに向かう女性たち

2020.03.17 - 05.31

有馬三斗枝 新緑の卓 1971

 鹿児島市立美術館は春の所蔵品展で、女性画家たちによる作品を特集する。

 出品作家は、岡田三郎助に学び日展や光風会展などで活躍した、鹿児島出身の女性画家の先駆けである有馬三斗枝、南日本女流美術展で審査などに関わった春田安喜子、独立美術協会の山田文子、長由紀子、また岸田劉生の娘で麗子像のモデルとして知られる岸田麗子の作品を展示。

 このほか、鹿児島ゆかりの作家による作品や印象派以降の西洋美術、春を感じさせる作品を紹介する。

 また同時期には、フォーヴィスムの画家アンリ・マティスと、イタリア出身の彫刻家マリノ・マリーニの版画シリーズを取り上げた小企画展「動き出す色とかたちーマティスとマリーニの版画から」(4月1日~5月24日)を開催。