EXHIBITIONS
SHOW-CASE project No.4 河口龍夫 鰓呼吸する視線
様々な展覧会を通して現代美術を紹介してきた慶應義塾大学アート・センター。今年は、展示ケースひとつと関連する印刷物を軸に、「ショーケース・プロジェクト」の第4回を開催する。
「ショーケース・プロジェクト」は、展示ケースという小さな展示空間を作家と演出すると同時に、作家と協力して印刷物を発行することが大きな特徴。作家とのディスカッションをベースに、展示ケースと印刷物を一体の作品として創出させる試みだ。これまで、冨井大裕、志村信裕、大竹伸朗のアーティスト3名が参加し、決められたフォーマットのなかで表現の多様性を見せてきた。そして今回の 「ショーケース・プロジェクト」では、美術家の河口龍夫を出展作家に迎える。
河口は1940年兵庫県生まれ。80年代から「関係—種子」シリーズを展開。種子とあらゆるものを銅や鉛、蜜蝋で封印し、物質と人間の関係性について考察を重ねてきた。本プロジェクトでは、これまでとはまったく異なる展開を仕掛けるという。つねに「もの」の本質に向き合い、関係を問うてきた作家ならではの発想と挑戦を目にしたい。
「ショーケース・プロジェクト」は、展示ケースという小さな展示空間を作家と演出すると同時に、作家と協力して印刷物を発行することが大きな特徴。作家とのディスカッションをベースに、展示ケースと印刷物を一体の作品として創出させる試みだ。これまで、冨井大裕、志村信裕、大竹伸朗のアーティスト3名が参加し、決められたフォーマットのなかで表現の多様性を見せてきた。そして今回の 「ショーケース・プロジェクト」では、美術家の河口龍夫を出展作家に迎える。
河口は1940年兵庫県生まれ。80年代から「関係—種子」シリーズを展開。種子とあらゆるものを銅や鉛、蜜蝋で封印し、物質と人間の関係性について考察を重ねてきた。本プロジェクトでは、これまでとはまったく異なる展開を仕掛けるという。つねに「もの」の本質に向き合い、関係を問うてきた作家ならではの発想と挑戦を目にしたい。