EXHIBITIONS
林良文「THALES」
「エロティック」をテーマとしたドローイング作品や、近年では油彩画も手がける作家・林良文の個展が開催される。
林は1948年福岡県生まれ。74年単身で渡仏し、以来パリを拠点に活動。76年独学で鉛筆デッサンを始める制作を続けている。
本展のタイトルにある「タレス」とは、紀元前六世紀頃に存在したとされるギリシャの賢人のこと。ギリシャ時代以前には、すべての森羅万象は神が支配していると考えられ、また信仰されていたが、タレスは自然は法則によって構築されているという持論を展開した。
林にとって思考は、物的大脳のメカニズムによるもの、つまり物体の機能であり、自身の絵に大脳模様が現れるのは、唯物論の反映でもあるという。
本展では、タレスの科学的思考から着想を得た新作を発表。普遍的なテーマを扱い、破壊力を兼ね備えた個性的でインパクトのある絵画が並ぶ。
林は1948年福岡県生まれ。74年単身で渡仏し、以来パリを拠点に活動。76年独学で鉛筆デッサンを始める制作を続けている。
本展のタイトルにある「タレス」とは、紀元前六世紀頃に存在したとされるギリシャの賢人のこと。ギリシャ時代以前には、すべての森羅万象は神が支配していると考えられ、また信仰されていたが、タレスは自然は法則によって構築されているという持論を展開した。
林にとって思考は、物的大脳のメカニズムによるもの、つまり物体の機能であり、自身の絵に大脳模様が現れるのは、唯物論の反映でもあるという。
本展では、タレスの科学的思考から着想を得た新作を発表。普遍的なテーマを扱い、破壊力を兼ね備えた個性的でインパクトのある絵画が並ぶ。