EXHIBITIONS
Sense of Wonder ー 佐藤舞梨萌
画家の佐藤舞梨萌が、art space Kimura ASK?では3年ぶりとなる個展を開催する。
佐藤は2007年の初個展以降、花の咲く場所に出向き、自然と触れ合うことで得たインスピレーションをもとに、一貫して「理想の心象風景」と呼べるような、ナイーブな風景画を描いてきた。初期の具象画ですでに、ロマン主義絵画の流れにある、超自然的な世界観を見出すことができる。その後の作品は、自然のうちに存在する生命の神秘が、色彩と筆致により表出したかのような、感情的で抽象的な表現へと変化していった。
「目をみはるのは風景の美しさで、色彩は人間の心、そして魂の輝きに続く道として考えています」と語る佐藤。近年の作品は、色彩が自在に画面上で乱舞しているかのように自律し、勢いのある筆致で描かれている。
本展では、「Sense of Wonder」をテーマに制作した絵画を発表。100号を含む大小15〜20点はすべて新作となる。絵画への機運が高まるいま、佐藤の絵画への身ぶりは、今日の「可能性の絵画」を問う貴重な機会となるだろう。
※新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、3月26日に会期終了。
佐藤は2007年の初個展以降、花の咲く場所に出向き、自然と触れ合うことで得たインスピレーションをもとに、一貫して「理想の心象風景」と呼べるような、ナイーブな風景画を描いてきた。初期の具象画ですでに、ロマン主義絵画の流れにある、超自然的な世界観を見出すことができる。その後の作品は、自然のうちに存在する生命の神秘が、色彩と筆致により表出したかのような、感情的で抽象的な表現へと変化していった。
「目をみはるのは風景の美しさで、色彩は人間の心、そして魂の輝きに続く道として考えています」と語る佐藤。近年の作品は、色彩が自在に画面上で乱舞しているかのように自律し、勢いのある筆致で描かれている。
本展では、「Sense of Wonder」をテーマに制作した絵画を発表。100号を含む大小15〜20点はすべて新作となる。絵画への機運が高まるいま、佐藤の絵画への身ぶりは、今日の「可能性の絵画」を問う貴重な機会となるだろう。
※新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、3月26日に会期終了。

