EXHIBITIONS
「昇華のモルフォロジー」佐藤舞梨萌 / 山口真和
美術評論家・西村智弘のキュレーションによる、現代絵画の展覧会が開催。参加作家に、西村と画家のO JUNに選出された、佐藤舞梨萌と山口真和の2人を迎える。
佐藤は2005年講談社フェーマススクールズ卒業、埼玉県を拠点に活動。初期より一貫して花や花のある風景を題材に、色彩と筆致によって花に内在する生命力を描くことを試みている。
山口は1987年東京都生まれ。13年東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻修了、17年シュトゥットガルト造形美術大学修了。顔や動物、山や家など、身近でありながら、自身のイメージによってどこか異質さを伴ったモチーフを描き、目に見えない精神的な世界を表現している。
西村は、佐藤と山口はタイプの違う画家であるとしながら、「いずれもイメージの昇華というプロセスを経ることによって成立している」「それぞれの絵画が最終的に志向している場所は決して遠くない」と述べている。
本展では、佐藤と山口の作品を点在させ、共通点と相違点が際立つように展示。形態のイメージが絵画的に昇華されるプロセスを明らかにし、2人の画家を通して現代絵画のリアルを問う。
佐藤は2005年講談社フェーマススクールズ卒業、埼玉県を拠点に活動。初期より一貫して花や花のある風景を題材に、色彩と筆致によって花に内在する生命力を描くことを試みている。
山口は1987年東京都生まれ。13年東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻修了、17年シュトゥットガルト造形美術大学修了。顔や動物、山や家など、身近でありながら、自身のイメージによってどこか異質さを伴ったモチーフを描き、目に見えない精神的な世界を表現している。
西村は、佐藤と山口はタイプの違う画家であるとしながら、「いずれもイメージの昇華というプロセスを経ることによって成立している」「それぞれの絵画が最終的に志向している場所は決して遠くない」と述べている。
本展では、佐藤と山口の作品を点在させ、共通点と相違点が際立つように展示。形態のイメージが絵画的に昇華されるプロセスを明らかにし、2人の画家を通して現代絵画のリアルを問う。