EXHIBITIONS
永井英男:刻 21106
自身の身体をモチーフとした彫刻作品などを発表してきたアーティスト・永井英男の3年半ぶりとなる個展が開催される。
永井は1964年大阪府生まれ。これまで、見えない力への抵抗、また自身のアイデンティティから対象の存在をデフォルメした大型の彫刻作品《BABA PROJECT》や《B-PROJECT へそで投げろ》など、見る人の心を開くユーモアある作品を展開してきた。2006年に不慮の交通事故に遭って以降、後遺症と向き合いながら制作を継続。つねに新たな表現を追求し続けている。
2016年にふとしたきっかけから、動画サイトに記録されていた自身の記憶にない様々な出来事を作品にしたいと考えた永井。事故により喪失した時間と記憶、同じ日に世界で何が起きていたのか新たに記憶するため、事故以来14年ぶりに、後遺症のため距離を取っていた絵画の制作に挑んだ。
本展では、永井が動画サイトより引用し、14年前のイメージの数々を描いた新作ペインティングを展示。個人的なリアリティと、変わらず繰り広げられる日常の一コマをシンクロさせることで、記憶/記録の本質を探ることを試みる。
会期初日には、現代美術家の榎忠をゲストに招いたオープニング・トークも実施。
永井は1964年大阪府生まれ。これまで、見えない力への抵抗、また自身のアイデンティティから対象の存在をデフォルメした大型の彫刻作品《BABA PROJECT》や《B-PROJECT へそで投げろ》など、見る人の心を開くユーモアある作品を展開してきた。2006年に不慮の交通事故に遭って以降、後遺症と向き合いながら制作を継続。つねに新たな表現を追求し続けている。
2016年にふとしたきっかけから、動画サイトに記録されていた自身の記憶にない様々な出来事を作品にしたいと考えた永井。事故により喪失した時間と記憶、同じ日に世界で何が起きていたのか新たに記憶するため、事故以来14年ぶりに、後遺症のため距離を取っていた絵画の制作に挑んだ。
本展では、永井が動画サイトより引用し、14年前のイメージの数々を描いた新作ペインティングを展示。個人的なリアリティと、変わらず繰り広げられる日常の一コマをシンクロさせることで、記憶/記録の本質を探ることを試みる。
会期初日には、現代美術家の榎忠をゲストに招いたオープニング・トークも実施。